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故郷よ

2013年02月10日 | 映画

故郷よ」(2011年仏、ウクライナ、ポーランド、独)を

 

観るために、梅田スカイビル4F・梅田ガーデンシネマに

 

行きました。

 

梅田スカイビル

梅田ガーデンシネマ

ロビーからは再開拓地域・大阪駅北ヤード

 

グランフロント大阪が見えました。

 

映画パンフレット

 

故郷とは、チェルノブイリ(原発)から3kmにある

 

隣町プリピャチのことです。

 

ストーリーはフィクションですが設定の背景は

 

ノンフィクションです。

 

原発事故当日に結婚式を上げた女性と

 

原発技師の家族の2つのエピソードが

 

かすりはするもののほとんどパラに描かれています。

 

プリピャチ(町)を含め、チェルノブイリ事故後立入制限地区に

 

なっている場所で、実際に撮影が行われています。

 

パンフレットの観覧車は実物のようです。

 

原発の派手な爆発シーンや放射線を浴びて痛々しく

 

亡くなるシーンなどはありません。

 

突然、理由も分からず強制退去させられ、

 

故郷を奪われた人々の失望感と郷愁の思いが

 

淡々と描かれており、逆にそれが記憶に残る作品となりました。

 

監督の話では映画の編集作業中に福島の

 

事故が起こったとのことで、とても驚いたのこと。

 

プリピャチで再び人が安全に住めるようになるのは

 

およそ900年後らしいです。

 

パンフレットには福島と対比するコメントもありました。

 

多くの人に、この作品を観て欲しいと思います。

 

(2)


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