皆様おはようございます
そろそろ梅雨も明けて、いよいよ8月が近づいてまいりました
盛夏がやってきますね
薄めの長袖をしまい、夏服の追加をお考えの方もいらっしゃると思います
ただ、このシーズン
お洋服にとっては要注意のシーズンなのです
カシミヤやウールなどの動物性繊維の衣類に食害害虫がついてしまう時期なのです
6〜7月頃に皆様の大切な衣類のあるタンス入ってしまいます
主な食害害虫は4種類
・ヒメマルカツオブシムシ
・ヒメカツオブシムシ
・イガ
・コイガ
です
これらの虫は成虫になると花粉などを食するようになり衣類には害はないのですが、幼虫の間が大問題
動物繊維を食べてしまうのです
でも、なぜタンスに入ってしまうの?
この答えは日々のお洗濯にあります
これらの虫は、洗濯で外干ししている白い服に卵を生み付けます
そして乾いた衣類を畳んでしまうときにタンスの中に入ってしまいます
夏から次の年の春先まで幼虫のとしてタンスで生活します
その間コットンからウールなどへ移動して衣類をかじってしまうのです
秋頃に大きくなった幼虫を見つけてしまうと、タンスの中を全部出しての対策が必要になり大変です
防止する方法は
・綿とウールをしっかり分けてしまう
・カシミアなど動物性繊維は衣装ケースへ
・ハンガーがけするコートなどは、コットン素材と一緒にかけない
・水気がある場所から離す(カビの胞子も好むので)
・しっかりクリーニングしてから保管する
これらを実行すれば、食害被害がグッと減るので、この時期にタンスの中の予防を心がけて見直しすることをお勧めします
大切な衣類を長くお召しいただくために、是非実行してみてくださいね