泡沫

普通に仕事して

ホームではクリスマス会を開催してて。

帰宅して残りものを食べ

猫とうたた寝していたら

今迄の賑やかなクリスマスの風景が浮かんだ。


その時息子から連絡があり、

一緒に仕事帰りの夫を車で迎えに行く。

娘が帰宅すると連絡があり

駅近くのファミレスで家族合流。

深夜の食事と甘いもの。

クリスマスソングのBGM。


明日早出の息子は自分の家に戻り

夫も娘も自室で眠る。

ひとり深夜にワインで酔ったまま

バブルバスに浸かりながら

アマゾンミュージックのクリスマスソング。


家族で過ごせる時間も振り返ると

泡のようにひそやかに溶けていくような

稀有なひと時だった。

そしてそれは素敵な時間。

クリスマスでさえ時代とともに

変わっていくだろう。