自閉症が治るまで(重度自閉症児でも改善をあきらめずに療育)

息子は重度の自閉症。自閉症は生涯治らないといわれるが、自閉症は治る、と信じて自閉症の息子との日常をつづります。

この4カ月間の大変な日々

2015-02-18 01:59:08 | 日常
久々のブログ更新。本当に久しぶり。この4カ月間のことを振り返ってつづります。


10月5日の夜、急に食事の食べ方が悪くなった。次の日、軽く風邪をひいたのか、お腹がゆるくなっていた。それから、あまり食べてくれず、とうとう10月10日の朝、起き上がることができなくなり、病院に点滴をしに行くことになった。軽い低血糖と脱水だそうで。入院はせずに何とか帰宅出来た。

退院してからは食欲は戻ったが、それから数日たったころから、急に息子の様子が変わってきた。
何か気に入らないと、引っ掻いてくるようになってしまった。特にトイレに行こうと誘う時がそう。眠くて仕方ない時、急にハイテンションになり、大笑いしながら引っ掻いてきたりもした。
ただ、まだ10月中は頻度はそれほど多くなく、ときどき引っ掻くことがある。くらいだった。
なお、この時期と同時に、大声で奇声を発することが増えてきた。

本格的に大変になったのは、11月に入ってから。
睡眠も乱れ、明け方の3時4時まで眠れず起きているのは当たり前。おまけに自分が眠れないと、
横で寝ている私を起こす。それも突然ひっかいてきたり、体の上に登ってきたりするという方法で。。。眠い時に平然と私を起こす息子が悪魔に見えた。

おかげで日中は、1日中眠そうで、指をくわえてぼ~っとしている。
突然眠さがピークに達すると、物を投げたり、布団に転げまわったりしながら、パニックを起こし大声で泣き叫ぶ。逆に大笑いしながら引っ掻き攻撃を仕掛けくることもある。
それほどパニックにはならなくても、日になんども突然泣きだすことが連日続く。

自分の要求が拒否されたり、勉強、着替え、歯磨き、トイレ、お風呂、と誘うたびに引っ掻き攻撃。蹴る、物を投げる、大声で泣き叫ぶ。それはもう、たいへん。。。
私の手は生傷が絶えず。油断すると、顔や首を引っ掻かれる。顔を蹴られたこともある。

今まで、穏やかでおとなしかった息子が急に変わってしまって。。そのあまりの急変ぶりにただただ困惑するばかり。
いつもお世話になっている言語の先生に相談したら、急に様子が変わったら、脳波を取ってみた方がいい。とアドバイスされたので、1月7日に脳波を取りに病院へいった。
脳波は2歳の頃にとったときは、異常がなかった。
結果。暴れてしまい、ノイズがひどく、まともにはとれなかった。ただ、医師がいうには、きちんと判断するほど脳波はとれていないが、取れている部分だけみると、異常はみあたらない。とのこと。発達障害の子供は脳内のホルモンのバランスが悪いので、パニックになったり泣き叫んだりすることはよくあること。今まで、息子にそのようなことがあまり見られなかった方が珍しいと言われた。対処はリスパダールという薬を飲むことだと言われたが、息子は薬が飲めないので、処方はしてもらわず。様子を見ましょうと言われた。

10月の中旬から、徐々に始まり、11月から本格化した息子との大変な日々。。。
遅寝遅起となり、療育も休みがちに。

やっと、息子がだんだんと落ち着きをとりもどしてきたのは、1月下旬に入ってから。
徐々に泣き叫んだりパニックを起こしたりすることが減ってきて、物投げ、引っ掻き、蹴り、という暴力をふるうのもおさまってきた。

このブログを書いているのは、2月18日深夜ですが、昨日の17日に行った言語療法の療育では、落ち着いて、よかったね。とても伸びてきてますよ。とほめてもらえたのです。

最近でも眠くなると泣いたり、うーうー言ったりすることもありますが、その頻度と程度はかなり落ち着いてきました。

自然に落ち着いてきた部分もあるとも思えるし、そうではないとも思えます。

久々にブログを書き、しかも長くなったので、ちょっと書くのに疲れてしまいました。

続きはまた今度書くことにします。




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