自閉症が治るまで(重度自閉症児でも改善をあきらめずに療育)

息子は重度の自閉症。自閉症は生涯治らないといわれるが、自閉症は治る、と信じて自閉症の息子との日常をつづります。

法事

2014-02-11 22:53:05 | 食事
息子は、食に対するこだわりが強く決まった食材しか食べないだけでなく、食べるタイミングや、食べる場所、盛り付け方や見た目などにも強いこだわりを示します。

それゆえ、外食は不可能。それに、家以外の場所で確実に食べるわけではないので、お弁当を持っていっても食べたり食べなかったり。という感じなのです。なので、なかなか我が家では遠出ができません。

今日、法事がありました。

実は、この1週間我が家は全員風邪ひきで、私も夫も昨日まで熱があったので今日の法事に行けるかどうか心配だったのですが、何とかなってよかったです。

法事では、息子はわりとおとなしくしていてくれました。一度部屋を飛び出して行きましたが、部屋に連れ戻したら、少々怒りながら、ごろごろしながら、ちゃんと部屋にいてくれました。

法事が終了した後、昼食を食べるために、料理屋に移動。
もちろん息子にはお弁当を持参です。
初めてのお店だし、あったことのない親族も一緒だし。。。
食べるかなぁ。とかなり不安でしたが、テーブルにつくなり、息子はお弁当箱をつんつんと手でつつき、食べる気満々^^。
結果、しっかり食べてくれました。しかも、全部残さずにです!

いつも食べる可能性の高いおばあちゃんの家でも、たいてい全部食べることなく少しは残すのですが、今日は、全部食べ、お茶まで飲んでくれました。

そして、自分が食べ終わった後、ちゃんと席に座ってみんなが食べ終わるまでその場でおとなしくいてくれたのです。

ま、2度ほど飽きて席を突然立って逃げてはいきましたが、すぐに追いかけて戻るように促すと、素直に応じてちゃんと戻って席についていてくれました。
会食の時間中だったので、結構長く、2時間弱くらいの時間があったのですが、お利口に座っていました。おしぼりケースを口に入れる遊びをしながら座っていてくれました。

最近眠くなるとぐずったり泣きだしたりすることが多かったので少々心配したのですが、今日はそんなこともなく、大成功でした。

ちょっとずつ成長しているな。と思える一日でした。






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