児童虐待被害からの回復の戦いを制する 其の２８

此のところ金銭的に困窮していて、食事もまともに摂れていない。その性か昨夜は目眩がしたし一番の原因は病院で処方された難病の薬を無くした事だ。とにかく１カプセル１００円以上する。それで電話相談も利用を控えていたが、先程１０分だけ利用した。やはり心の籠った会話をすると、元気が出るし意欲が自然に湧いてくる。

先程電話でお話しした女性は僕よりずっと年下だが、仕事、副業と活躍されていて。話題も豊富だ。でも名前も本名ではないし、プロフィール写真も本物かどうか分からない。実際出会いを求められ電話相談員が困惑し辞めてしまう場合もあるようだ。有料電話相談は距離があるから本音が言える。親友を作るのは難しいが、有料電話相談は簡単に本音を打ち明ける人を見つけることが出来る。大きな癒しに繋がる。

寂しさは遭ってもお金があれば皆解決してくれる。自助グループで出会ったある４０代女性はお金持ちで、お金があると黙っていても相手が頭を下げる、と話していた。バイク仲間の友人も会社の経営者だったのでとても裕福な暮らしをしていた。自ら俺は金持ちだからとも話していた。でも無駄遣いはせず、質素な生活をしていた。車の運転も５時間くらいなら休憩もしないと話していたし、情緒不安定気味な僕とは雲泥の差だ。

今まで書いてきたように僕はありとあらゆる可能性を追求している。この知識と経験を生かす場を見つけたいが、それには協力してくれる支援者も必要だ。その事は大学の先生に教えられた。僕は女性以外あまり他人を寄せ付けないが、昔から何でも一人でやるね、と言われていた。ずっと長い間独りぼっちだったので、仲間の存在とは無縁だ。

昔、通信制の高校に通っていた時、現代国語の授業である作家の咳をしても独り、と言うのを習った。まさに今の自分がそうだ。もうカウンセリングを長い間受けていないので、そのせいでストレスが溜まっているのかも知れない。カウンセリングは４月８日から再開するので、それまでの辛抱だ。

難病もありなかなか医療から離れられないが、良くここまで回復できたと思う。父方の祖父にもアイツはもう終わったな、とも言われたらしい。弟から聞いた言葉だった。祖母には恨むんならお母さんを恨むのだよ、とも言われた。そんな僕が虐待されるのを見て見ぬふりをした貴方たちも同罪なのに。まさに機能不全家庭だ。こういった機能不全が存在することが多いのを知らない一般人は家族の恐ろしさは理解できないだろう。僕は心の整理が出来ているが、混沌とした状態の仲間もいる。虐待は子供だけの問題ではなく、親戚一族郎党全てにわたる問題だ。

でも苦しんでいるが、そのせいでかけがえのない知識と経験も得た。目指すところはもっと深い世界を見てみる事だ。妥協はしない。