今日はお米の種に鉄コーティングをしました。
この方法は、農機具メーカー「クボタ」さんの勧めで行ないました。(試験的に)
これは今まで紹介してきた苗づくりとは全く異なる方法でお米栽培を行なっていくやり方です。
種に鉄粉をコーティングしてその種を直接田んぼに蒔いていく方法です。
この方法であれば育苗をする工程を省けるなどのメリットがあるみたいです。
まぁ、やらないとわからん!という事で今年は田んぼ1枚分だけこの方法を取り入れてやってみたいと思います。
で、その作業光景。
この機械でコーティングします。
左が鉄粉、右が焼石膏(糊代わり)
しかし、鉄は重い!! 同じ25キロでも袋の大きさがまるで違う。
袋が小さいと思って油断していたらぎっくり腰寸前になりました質量ってすごい
次に鉄粉と焼石膏をまぜまぜします。
コーティングマシーンに種をいれます。
ぐるぐる回しながら、先ほど混ぜた鉄粉をゆっくり入れていき、かき混ぜます。
なかなか腕がきつい、ぷるぷるしてきました。 腕が!
混ぜ続ける事10分くらいかな、コーティング終了~
左がコーティング済み。右がコーティング前。
なんかおつまみで出てきそうな感じになりました。
コーティングした種は乾いてくると白っぽくなっていくらしい・・・。
白く乾いてきたら霧吹きで水を与えて酸化させていくんだそうです。(つまり錆させる。)
最終的に赤茶色の種になるみたいです。
そして専用機で田んぼに植える?蒔く?(どっちだ!)のです。
詳しく知りたい方は こちらへ どうぞ。
しかし作業の省力化も大事だけど、一番大事なのは消費者の皆さんに自信を持って販売できるお米を作ること。
いくら楽になってもいいお米が作れなければ全くダメ!
直接田んぼに種を蒔き栽培するという方法はずいぶん前からあったけど
田んぼに稲以外に草が大量発生し、結局途中で除草剤を散布するはめになる(経験談)
そんな栽培じゃいけません。農薬は最小限に止めている苦労が水の泡。
人に環境にそして自分にもやさしい栽培を目指さなくては。
けどこの栽培方法がうまくいくといいなっ。
進化しろ!農業!!
ぽちっとな!
鉄分豊富な米になるん?
解んないけど
鉄コーティングしてると硬くなって
鳥が食べようとすると石と勘違いを
するらしいよ。
今日種を見てみたら赤茶色ではなくて
所々真っ黒だった。失敗か