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「カバーズ」カセット版こぼれ話

2008年07月15日 00時24分50秒 | Weblog
****frome JERO'S BLOG staff****

さて、今日はブログスタッフからのちょっとした余談です。
今の若い人はわからないかも知れませんが、昔は音楽と言えばカセットテープが主流だった時代があったんです。レコードなんてそうそう買えませんから、レコードを買った友達から録音させてもらったり、FMからエアチェックしたりしたカセットテープを、それこそ擦り切れるまで聴いたものです。で、カセットテープはA面とB面がありますから、どちらか片方の面が少し余ったりするんです。その、ちょっとした余りの部分にですね、何かぴったりはまる分数の曲を入れたりするのが腕の見せ所だったりしたんですよ。思い当たるふしのある人が多いんじゃないでしょうか?(笑)。
で、今回のジェロの「カバーズ」ですが、演歌・歌謡曲のアーティストとして、CDの他に、カセットテープを同時発売しました。「カバーズ」は7曲入りですから、どうしても片面に4曲、もう片面に3曲にせざるをえないわけです。その結果、片面が1曲分余ります。これはもったいない!というわけでB面の終り、余った部分を無音のままにしたくなかったので、リード楽曲である「氷雨」のオリジナルカラオケを収録しました。話が長くなりましたが、以上のようなわけで「氷雨オリジナルカラオケ」をボーナストラックとしてカセットにのみ収録しています。アレンジャーの鈴木さんは「演奏だけ聴かれるのは恥ずかしい」と言っていましたが、情け容赦無く収録してしまいました(笑)。興味ある方はカセット版「カバーズ」のオリジナルカラオケで歌ってみて下さい。

http://www.jvcmusic.co.jp/-/Discography/A021548/VITL-62768.html
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