自分表現

家族に応援されながら、自由気ままに趣味の世界を楽しむ、自分への贅沢なご褒美

鎌倉市扇ヶ谷の海蔵寺に出かけて参りました。

2020-11-14 09:10:00 | 日記
先日、鎌倉市扇ヶ谷に在る「海蔵寺」に出かけて参りました。

この寺は、武田流流鏑馬を細川家から相伝され世に広めた金子有鄰先生の菩提寺なのです。

私は、お焼香をさせて頂く事を長年懐中に温めていた事がやっと叶って、今やっと安堵しているところです。
今までも、鎌倉には仕事柄時々行く機会がありましたが、なかなか私的な時間をとる事が出来ずにいましたので、退職した今、まだ体の自由が効く此の時に行く事が出来て良かったと思います。

金子有鄰先生は、約60年前に私の祖父の告別式に、わざわざ鎌倉から群馬の地においで下さり、お焼香をして下さったのです。
私が、小学校3年生の時の事でした。
その後も何度かご自身の先祖の地として先生ご本人が認知された金古入道山古墳を見る為に、来県されましたが、昭和55年に鎌倉の扇ヶ谷の平安居で永眠されました。

私は、祖父の告別式に来て下さった先生の永眠を知らず、告別式に馳せ参じなかった事に、心に引っ掛かりを感じていましたが、先生の墓前にお線香を手向けられ、少しだけその引っ掛かりが取れた様な気持ちがしています。
金子有鄰先生がお亡くなりになった事や、その他詳細について私に教えて下さった、日本古式弓馬術協会理事長の豊田先生には深く感謝いたします。



























金子有鄰先生の平安居は、海蔵寺のすぐ近くの扇ヶ谷に在りましたが、今はベーグルを売る店になっていました。
金子家を継がれた方は、今は何処にお住まいになっていらっしゃるのかは、私如きには分かりません。
ここには金子有鄰先生が収集された名のある日本刀や槍、馬具、甲冑、書物等を収納していた宝物蔵も在ったと思うのですが、おそらくその姿も今は無い様に思われます。
私は、景観がすっかり様変わりしてしまった事に、驚きを禁じ得ませんでした。
この場所は、観光客が押し寄せる小町通りからも1km程離れていて、昔の鎌倉の雰囲気を漂わせる数少ない地域でもありましたが、ベーグルのお店が出来ているという事は、それなりに人の往来もあるのだろうと考えられます。




お墓参りを終えたので、観光はまた別の日にする事として、一路自宅に向けてクルマを運転しました。

午前9時半に自宅を出発しましたが、紅葉のシーズン真っ只中でしたので、往路は圏央道を使わず、環八や首都高を使い、距離的にはやや遠廻りをして、ベイブリッジを通り鎌倉入りしました。
復路は、山側の圏央道をひたすら走り、自宅に戻った時刻は午後6時でした。総距離は凡そ350kmでした。
行きも帰りも一般道路は混雑していてノロノロ通行とストップの繰り返しでしたが、高速道路の平均時速は、50km〜80km程度の速度で流れていて、紅葉の時季であるのにもかかわらず、まあまあの流れだったので、クルマの運転疲れもあまり感じませんでした。



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