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ジャズピアノ「ホレス・パーラン」のレコード紹介です。~♪
ジャズピアノ「ホレス・パーラン」のレコード紹介です。~♪
「べらんめぇ~」江戸っ子・アーヴィン再登場。
「なんでっか~」大阪弁、繰返美学のパーラン。
江戸っ子&大阪弁、つわもの同士の競い合い。
一句
“べらんめぇ~ なんでっか~と 競うジャズ”

⑤『ハッピー・フレイム・オブ・マインド』(63)
《Happy Frame Of Mind/Horace Parlan》
ホレス・パーラン(p)、ジョニー・コールズ(tp)、
ブッカー・アーヴィン(ts)、グラント・グリーン(g)、
バッチ・ウォーレン(b)、ビリー・ヒギンズ(ds)。
《Horace Parlan Blog紹介》

《Booker Ervin(ts) Blog紹介》

《Johnny Coles(tp) Blog紹介》

ここでも、B.アーヴィンが登場してくれる。
「べらんめぇえ~」ぶっきらぼうに、吠える。
江戸っ子のべらんめ~調が、嬉しくてしょうがない。
プレイハウス・フォーGで組んだ両雄。
このコンビで、まだまだ聴かせて欲しい。
とも思うが、1年半で6枚の特急録音。
当②で、最後の6枚目となる。
どの曲でも、両者の癖の塊りは露出しまくり。
そんな中で、投げやりに奇声を上げる曲。
そんな「Dexi」のアーヴィンが面白い。
ロングトーンの奇声とフレーズ・ケツの投捨て。
そして、パーランの「繰返」美学のフレーズ。
アク&癖の塊りの両者が投合うフレーズ。
江戸っ子の「べらんめぇ~」アーヴィン。
「なんでっか~」大阪弁パーラン、まさに競い合いだ。
一句
“べらんめぇ~ なんでっか~と 競うジャズ”
滑稽で面白くて、堪らんのです。
両者の間を取り持つラッパ&ギターもいい。
余りにも淡々と演奏する普通っぽさ。
パーラン&アーヴィンの癖に耳慣れると、この普通っぽさが新鮮です。
♪~ 「Dexi」 癖の塊りのテナー&ピアノが面白くて堪りません。