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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№10《①アンドレ・プレヴィン(p)》誰?誰か解るジャズピアノ

♪~♪  ご訪問ありがとうございます。
    ジャズピアノ「アンドレ・プレヴィン」のレコード紹介です。♪~♪

初のーロッパ仕込、超スーパーテク!
似ハードバップ!ただ巧いだけ?
仏造って入らず、ってか。その後は・・
⑩『パル・ジョイ』(59)
《Pal Joey/Andre Previn》
アンドレ・プレヴィン(p)、シェリー・マン(ds)、レッド・ミッチェル(b)。
《誰か解るジャズピアノ Blog紹介⑧~⑨》 

サックスほどに個性が出難いジャズピアノ。
じっくり聴き「このタッチは・・・あの人!」。
そんな性を掴んだら、もっと楽しくジャズピアノが聴ける。
10本目は人気そこそこ、ジャズ枠のの方アンドレ・プレヴィンです。 

何故、アンドレ・プレヴィンか?
他にも、R.ガーランド、H.ジョーンズ、T.フラナガン等等、有名人が。
最もジャジーだが、B.パウエル臭くてたり寄ったりだから。

まず、淡々と聴いてみると、とにかくい。
表現方法が無限大に広がる。強く、弱く、太く、軽く、深く、浅く・・・。
どんな音の表現も出来る人。

スローテンポでは、音の「ラジェーション」色彩を映すように。
濃いカラーから淡く、徐々に変化させるように。
ミディアム以上のテンポでは、マンのドラムと息がピッタシ。
リズムの狂いが無く確無比、先食いも後ノリも全く無い。
フレーズはブルーノート音階を使い、分り易く。

ジャズの臭いは少しあるが、面白さ・楽しさが薄。
1回聴けば「へぇえ~・巧いねぇえ~」。
2回目は「ドラムと息が合ってイイネェエ~」
3回目は「白く無いから、もういいやぁあ~」。

その理由は、プレヴィンの歴史にある。
ルリン生れでパリとベルリン楽科を卒業、超巧いのは当り前。
白人で・活躍の場がウエストコースト(西海岸)。

音質がキラキラしてるから、ブルーノート音階が合わない。
ジャズピアノ仕立てにするための論武装だろう。
ホレス・シルヴァー(p)の影響を受けたというのは、納得。

最近、ヨーロッパのジャズピアノが人気。
特徴は、キラキラの輝き&ジャズの臭いがいこと。
ハードバップに太刀打できないから、超技巧派・前衛志向に走りがち。
プレヴィンは一般受の路線に走れば、最上のBGM適任者。

こんなピアノを聴かすのは、50年代のコンテンポラリー・レーベル時代。
60年代はレーベルを移籍し、
ラッと演奏が変わる。それは次回へ。

♪~♪ 走りまくる「ーパーテク」をお聴き下さい

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