№1 無味無臭？ウエストコーストの風にのり《ハワード・ロバーツ(g)》

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　　　　ジャズギター「ハワード・ロバーツ」のレコード紹介です。♪♪♪

汗＆煙草のヤニ臭さ、泥臭さとは無縁・・・・
ウエストコーストの風にのりサラッ～～　　　と、

粋に格好良く＆丹精に弾きこなす！！

一句

　　“　無味無臭　ウエストコースト　風にのり　”
①『グッド・ピッキンズ』(57)
《Good Pickin's/Howard Roberts》
《YouTubeリンク：https://youtu.be/fiBlntSiu5Q?list=PL0q2VleZJVElsr8hPTOe_p5WHUFvniBwj》
ハワード・ロバーツ(g)、ビル・ホルマン(ts)、ピート・ジョリー(p)、

レッド・ミッチェル(b)、スタン・リーヴィー(ds)。

ジャズ臭さ、スリル＆テンションが無い。
４ビートのノリはGood、白人らしく丹精に弾きこなす。
ヴァーヴ・レーベルだから耳障り良く・一般受けのジャズギター。

軟弱ジャケットが物語る？　BGMには最適！ってとこか。
 

西海岸で活躍した人、多くのリーダ作を発表している。

テナーのB.ホルマン、ピアノのP.ジョリーも西海岸の有名人。
ウエストコーストの風にのりサラッ～と、粋に格好良く聴かす連中。

泥臭さ・アクの強さとは無縁な連中とそつなく聴かすロバーツのギター。
ボリュームを上げ、体力勝負で真っ向に挑み・聴くジャズではない。
カリフォルニアの風のようにサラッ～～と聴き流す。

粘り付く汗・ジャズクラブの煙草のヤニ臭さ＆カビ臭さにまみれていない。
そんなつもりでレコードに針を下せば、中々粋なギター・・・・だ。

　一句　

　　　“　無味無臭　ウエストコースト　風にのり　”