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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№9 灯火?熟音御一行様《レスター・ヤング(ts)》

♪~♪ ご訪問ありがとうございます。
 ジャズサックス「レスター・ヤング」のレコード紹介です。♪~♪
 
音御一行様、スィング・スター揃踏み!
「がす・す」ざらつき感がやるせなく!
「コロ・コロ」がるピアノに、心委ね・・
一句
 “ 灯火の 心委ねて 音に ”

⑨『ザ・ジャズ・ジャイアンツ』(56)
《The Jazz Giants '56/Lester Young》
レスター・ヤング(ts)、ロイ・エルドリッジ(tp)、
ヴィック・ディッケンソン(tb)、テディー・ウィルソン(p)、
ジーン・ラミー(b)、フレディー・グリーン(g)、ジョー・ジョーンズ(ds)。
《Lester Young Blog紹介》

タイトルどおりのスィング・スター揃い踏み。
音ご一行様による燻銀の音が鳴り響く。

レスターは他3年前、46歳での演奏。
⑦・⑧の54・55年の演奏とは随分変わった。
ハイテンポで繰り出す曲は、「たどど」しい。
むしろ落ち着き・堂々とした曲がサマになる。

微かなヴィブラート、少々硬い「がす・がす」音。
表面の「ざらつき」感が何ともやるせなくイイ。
「大夫ですか?」と、つい声を掛けたくなる・・そんな音の憂いが。

心地良くさせてくれるのはウィルソンのピアノ。
僅かなタッチで鍵盤に触れる?
無駄のない「コロ・ロ」と転がる音に気を獲られる。
 一句
 “ 灯火の 心委ねて 音に ”

淡々と1音づつ鳴っていくピアノにされる。
そんな曲はB#2「This Year's Kisses」。
 
♪~♪  「がす・す」のテナー、「コロ・コロ」ピアノをお楽しみ下さい。

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