だらずだらじゃず・本音ジャズ

№1 重いモノ(音)を引きずり、ケツマづく・・・《ロニー・キューバー(bs)》

ミディアムテンポ、やたらとフレーズをチ切る。
重いモノ(音)を引きずり、ケツマづいてんだ。
そんなアドリブ展開、下手に聴こえてしまう。
 
①『ジ・イレヴンス・デイ・オブ・アクエリアス』(75)
《The Eleventh Day Of Aquarius/Ronnie Cuber(brs)》
ロニー・キューバ(bs)、トム・ハレル(tp)、ミッキー・タッカー(p)、
デニス・アーウイン(b)、エディー・グラッディン(ds)。

前回のニック・ブリグノーラの音質は一番重く、潤いと緻密な音。
今回のキューバーはそれよりは軽く、粗い音質。

重たい低音を得意とする楽器だから、バラードの曲にピッタシのハズ。

ところが、鈍重でドタドタ・タヨタし、バラード・イメージがブチ壊れる。
鈍重ヨタヨタ音でバラードを得意とするのはJ.マリガン、だから嫌い。
ブリグノーラにフィットするのはハイテンポの曲。
リズムの立上りが速いから、ハイスピードで駆け抜ける曲がサマになる。
 
ハイテンポな曲は誰が吹いても、フレーズの違いは左程ない。
ミディアムテンポで性がでるが、この人は下手。
フレーズをやたらとブチ切り、重いモノを引きずりツマづいて転んだ。
そんなアドリブ展開にしか聴こえない。
音色・個性の出難いバリサクだが、突っ込んで聴くと三人三様で楽しめる。
 

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