№1 エコる響き、銭湯か《エリ・オウノ(女性Vo)》

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　  女性ジャズヴォーカル「エリ・オウノ」のレコード紹介です。～♪
 

エコーのPCM録音、まるで素人のカラオケ。

Great Jazz Troも、硬質で生々しさに欠け。

ざぁ～とらしい、オーバーな唄いっぷりが。

 

一句

　“銭湯か　カコーンとピアノ　エコる歌”

①『イージー・トゥー・ラヴ』(83)
《Easy To Love/Eri Ohno》
エリ・オウノ(vo)、ハンク・ジョーンズ(p)、

エディー・ゴメス(b)、ジミー・コブ(ds)。
 

《女性ヴォーカル ブログ紹介》

①『After ～/Helen Grayco』№1 「ちっ」舌の擦れ、耳澄まし《ヘレン・グレイコ(女性Vo)》 - だらずだらじゃず・本音ジャズ

《The Great Jazz Trio Blog紹介》

⑧『Milestones』(78)№8　乗りまくれ！走るビート《ハンク・ジョーンズ(p)》 - だらずだらじゃず・本音ジャズ

日本コロンビアのPCM録音を聴いている。
随分とヴォーカルにエコーが効いている。
まるで、素人のカラオケのような安っぽさ。

ハンクのピアノトリオ、つまりGreat Jazz Tro。

録音がちょっと硬質で、生々しさに欠ける。
PCM録音の悪さが、許せないのです。

エリの歌唱って、これが本質なのか。
と疑うほど、創り過ぎの声質と思えるが。
ちょっと喉を絞り、鼻に抜ける声質が特徴。
エリというより、エラの声質に似たような。

声の膨らみ、高域の伸びに嫌らしいエコーが。

ざぁ～とらしい、創り過ぎの唄い方。
自然体で聴けぬ、オーバーな歌唱が肌に合わない。

 

　一句

　“銭湯か　カコーンとピアノ　エコる歌”

ハンクのピアノトリオに注目するが。
癖の無い・何てことの無い、自然体な演奏。
とはいえ、メリハリの効いたピアノは乗りがいい。

「ねば～」とするベースは、ちょっと好まないが。
良く歌うベースラインは、ぐいぐい乗せてくる。

何でこんなに大人しいの？そう思うのはドラム。
控え目なサポートは、歌伴ドラムの宿命か。

歌手を活かす粋なトリオ、やっぱ違うな・・と実感です。

勢いのある曲が、ずら～と続いていく。

そんな中で、アレンジの面白さで「Love For Sale」が楽しめます。

 

♪～ 「Love For Sale」(5曲目)　ちょっと凝ったアレンジが楽しく聴けます。