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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№3 高級感?ヴァイブ・アンサンブル《ジャック・モントローズ(ts)》

♪~♪ ご訪問ありがとうございます。
  ジャズサックス「ジャック・モントローズ」のレコード紹介です。♪~♪
 
ヴァイブ&ギターの級アンサンブル!
山盛り・山葵(わさび)の寿司がビ抜きに!
重量級アンサンブル、B.ゴードンのを惜しむ!
一句
 “ 亡くす音 ゴードン想いて び抜きに ”
③『ザ・ホーンズ・フル』(58)
《The Horn's Full/Jack Montrose》
ジャック・モントローズ(ts)、レッド・ノーヴォ(vib)、ジム・ホール(g)、
マックス・ベネット(b)、ビル・ドルニー(ds)。 
《Jack Montrose Blog紹介》

②『Blues And Vanilla』の2年後の録音。
②と同じくモントローズの相棒はヴァイブのレッド・ノーヴォ。
アレンジの音創りは②と似たようなもの。

②・③を聴くと①の重量級アンサンブルを忘れ、
級」そうなヴァイブのアンサンブルに慣れてくる。
スリルとか緊張感は当然無い。
ましてや迫力・リズミカルな乗りも無い。
堂々たるテナーとヴァイブの「高級」感があるだけ。

ヴァイブ、ギターがテナーをチェイスする。
その軽快さは楽器の違いを面白く表現している。
たまに突出するテナーの「発」音に刺激が。
もっと極端な強弱・起伏があれば、感情を揺さ振るのだが。

ゴードンを失い、小利口な「高級」もどきジャズに。
山盛り・本山葵(わさび)の寿司がサビきに・・・。
脂の落ちた塩鯖(さば)を喰ったような・・・・。
それだけゴードンの死がしまれてならない。
 一句
 “ 亡くす音 ゴードン想いて び抜きに ”
 
♪~♪  ヴァイブ、ギター&テナーのンサンブルをお楽しみ下さい。

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