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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№2 小悪魔?可憐なヴィブラート《バーバラ・リー(女性Vo)》

♪~♪ ご訪問ありがとうございます。
 女性ジャズヴォーカル「バーバラ・リー」のレコード紹介です。♪~♪
 
独り占めの「畳半シンガー」、ちょっと威勢良く!
少し脅しの効いた低い声、びれた感が漂い!
生々しい命体が空間で踊り・跳ねる!
一句
 “ 小悪の 可憐な歌声 ヴィブラート ”

②『バーバラ・リー・ウィズ・~』(56)
《Barbara Lea 
With The Johnny Windhurst Quintets
バーバラ・リー(vo)、ジョニー・ウィンドハースト(tp)、
ディック・キャリー(as)、リチャード・ローマン(p)、
アル・ホール(b)、オシー・ジョンソン(ds)、他。
《女性ヴォーカル・一部 Blog紹介》

デビュー作①『A Woman In Love』の翌年の演奏。
この作品は①より気良く歌う。

独り占め出来る「畳半シンガー」のバーバラが好きだ。
だが、当②はちょっと威勢良く好みから少し外れた。

この録音はプレスティッジ社で、名手R.ヴァンゲルダーによる録音。
モノラルレコードをモノラル・カートリッジで聴く。
声と楽器がき彫りにされ、立体感に驚く。

録音エンジニアで転地逆転ほど音が変わる。
バーバラが2歩は前に歩み寄る。
ぶりつき」ど真ん前で歌ってくれる。
 
「ボロン・ゴン」々しいギターの弦が弾かれる。
鳴り響くギターにバーバラのヴィブラートが絡む。
少ししの効いたバーバラの低い声に、悪びれた感が漂う。
もう少し・可愛さが欲しいが・・・。
 一句
  “ 小悪魔の 可な歌声 ヴィブラート ”

こんな生々しい命体が空間で踊り・跳ねる。
そんなジャズの音場に驚くばかりのレコードです。
 
♪~♪  ギターとバーバラの微かなヴィブラートをお楽しみ下さい。


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