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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№7 馬跳ねて、パリの空ール《ハンプトン・ホース(p)》

♪~ご訪問ありがとうございます。
  ジャズピアノ「ハンプトン・ホース」のレコード紹介です。♪~ 
 
パリで10枚の録音、EUの人気は急上
荘厳な鳴りの楽器、2台のピアノを使い。
ソロ&バッキングが絡み合う、個性の激

一句
 “馬跳ねて パリのール 急上昇”


⑦『キー・フォー・ツー』(68)
《Key For Two/Hampton Hawes》
ハンプトン・ホース&マーシャル・ソラール(p)、
ピエール・マイケル(b)、ケニー・クラーク(ds)。
 
《Hamptn Hawes Blog紹介》


2台のピアノでカルテット。
これは又しい、風変わりなプレイである。
サックス2本のバトルは、珍しくも無いが。
ピアノ2台ってのは、多分初物かも。

サックスバトルは、交に吹き荒れる。
まさしく、バトルではあるが。
ところが、ピアノはそんなスタイルをとらない。

ホースがソロをとれば、ソラールはバッキング。
つまり、共存栄路線だからバトルではない。
そんなことから、2台のピアノって珍しい。

当り前だが、両者のソロプレイは全く異なる。
ホースのソロは、ジャズっぽいメロディー。
ソラールは、ちょっと尖った抜なフレーズ。
それを聴き比べても、特に楽しい訳ではない。
 
ソラールは、北アフリカ・ルジェリア出身。
フランスで活躍するピアニスト。
初物なんで、じっくりと聴いてみる。

ホースのソロでバッキングをかますソラール。
ジャズからちょっと離れたEUらしい音。
やたらとヴォリューム感があり、少々しつこい。
両者の個性が異なるから、面白みはある。
 
ただ、ツインピアノって好ましいとは思わない。
音質が似てるからわしい、それが実感だ。
元々ピアノは、オーケストラスケールの楽器。
荘厳な鳴りは、2台は要らぬ。と、思ってしまう。

薬中投獄5年間後「ちんたら」プレイのホース。
気分一新、夫で世界旅行へ旅発つ。
当⑦は、EU旅行時(9ヶ月間)パリで現地メンバーと演奏。
 
K.クラークは、50年代早々USからパリへ住。
ミシュロ(b)は、フランス出身でパリで活動。
 
ホースの録音は、パリで10枚に渡るという。
USで忘れ去られたが、EUでの人気は急上
夫婦旅行が、新たなホースの人生&音楽観に塗り替えたようである。
 
 一句
 “馬跳ねて パリのール 急上昇”
 
♪~ ツインピアノの荘厳な鳴り、両者の個を掴みとり楽しんで下さい。

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