2014年1月には以下の講座を開催いたします。
皆様のご参加をお待ちしております。
- 一般公開講演会 講師:新田義之 1月11日、13日
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- 一般公開講演会 講師:入間カイ 1月11日
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- 教師研修講座 1月11日~13日(1,2の講演は研修講座に含まれます)
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1 新田義之氏講演会
第I部 1月11日(土)14:30~16:00
『私はどのようにしてシュタイナーを知ったか』
第II部 1月13日(月/祝)14:30~16:00
『私はシュタイナーをどのように理解したか』
会場:国立オリンピック記念青少年センター/センター棟401号室
新田義之先生は、1970年代から個人誌『ルドルフ・シュタイナー研究』全四巻、『人智学を基盤とする治癒教育の実践』を始め数多くのシュタイナーの著作や講演の翻訳等を刊行され、シュタイナーの創出した自由ヴァルドルフ教育が日本の教育界に採り入れられ実践される基礎をつくられたお一人です。
今回、幼児教育教員養成講座の一環として「これからの日本で、ひとりひとりの自発性・内発性から新しくシュタイナー教育に取り組む可能性を探る」ために、新田先生ご自身がどのようにシュタイナーと出会い、どのようにその思想を理解されているのかを直接うかがう機会をいただくことになりました。大変貴重な機会ですので、関心をお持ちの方にはぜひご一緒に聞いていただきたく、講座の一部を公開講演会としてご案内することにいたしました。ご参加をお待ちしております。
・参加費 一般2500円 (会員/学生2000円)
全参加の場合は6000円に割り引きます
・参加申込み
参加申込みはメールでお願いいたします。
その後、参加費を下記の郵便振替口座へお振り込みください。
e-mail info@jaswece.org
・参加費振込先
ゆうちょ銀行
記号 10270 番号 14907661
口座名義 日本シュタイナー幼児教育協会
(通信欄に 1月一般公開講座参加費 とご記入ください)
・申し込み締め切り 1月6日(月)
『新田義之 プロフィール』
昭和八年石川県に生まれる。東京大学教養学部教養学科「ドイツの文化と社会」専攻、同大学大学院人文科学研究科比較文学比較文化専門課程博士コース中退。ハンブルク大学に三年間留学。帰国後慶応大学助手講師、昭和三十九年十月に東京大学教養学部に移り、ドイツ語ドイツ文学および大学院比較文学比較文化専門課程にて講義と演習を担当。昭和四十七~四十九年フライブルク大学、同五十七~五十九年にヴュルツブルク大学に客員教授として出張、平成六年停年退職、名誉教授となる。同年論文『リヒアルト・ヴィルヘルムと中国』にて学術博士号を受ける。平成七~十二年山陽学園大学教授、同十二~十七年ノートルダム清心女子大学教授。著書、翻訳、論文等多し。
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2 『シュタイナー教育は“子ども・子育て新制度”に何をみるか?』
~日本の運命の曲がり角に、私たちがなすべきことは何か?~
・講師 入間カイ
・日時 2014年1月11日(土) 10:00 – 11:30
・会場 国立オリンピック記念青少年センター・センター棟401号室
・参加費 2000円(一般2500円)/ 定員50名
「特定秘密保護法」の強行採決と成立に接して、私はあえてこのようなベタな題名でお話しさせていただくことを決意しました。社会は「子ども時代の母胎」であるという観点からは、日本の子どもたちが呼吸する空気が一変したことになります。教育・保育に携わる私たちは、これからはきわめて意識的に自分たちの課題を見つめ、子どもたちが生きていく未来に向けて、自分たちにできるあらゆる努力を繰り出していかなければなりません。そのとき、私たちの足元で起こっている「幼保一体化」や、そのための2012年の「子ども・子育て関連法」の成立にも、政治と経済から精神生活に対して作用するひとつの意図をみることができます。
2014年の新年に、私は自分がこれまでシュタイナーから学んだすべてをもちいて、今、日本で起こっていることを考察し、シュタイナー教育の側から何をなすべきか、何ができるのかを提案したいと思います。保育園、幼稚園、あるいは認可外の施設で働く方々にとって、このテーマはそれぞれの立場で異なる「利害」の問題のように映るかもしれませんが、私たちが目指すのは共通して一人ひとりの子どもの個性と自由の発現です。現在、社会で進行している事柄を洞察するところから、お互いの共通の課題を見いだし、力を合わせる可能性を確認することで、新年を始めたいと願います。現在、日本シュタイナー幼児教育協会の代表を務めさせていただいている人間として、自分の能力の及ぶかぎりのところでお話しいたしますので、耳を傾けていただき、これからの議論に参加していただければ、本当にありがたく存じます。 (入間カイ)
*この講演会は2014年1月11日-13日の教師研修講座の一環として行われます。講演会だけに単独でご参加いただけますが、3日間全参加の場合は参加費9000円に割り引きます。
「入間カイ プロフィール」
1963年鎌倉市生まれ。中学・高校時代に不登校を経験、独、英、米のシュタイナー学校に留学。上智大学比較文化学科で政治学を学び、フリーの通訳・翻訳業に。現在、日本シュタイナー幼児教育協会代表、那須みふじ幼稚園園長、ゲーテアヌム医学セクション外部研究員。主な著訳書に『三月うさぎのティータイム』『これからのシュタイナー幼児教育』『小児科診察室』(グレックラー/ゲーベル共著)など。
・参加申込み
参加申込みはメールでお願いいたします。
その後、参加費を下記の郵便振替口座へお振り込みください。
e-mail info@jaswece.org
・参加費振込先
ゆうちょ銀行
記号 10270 番号 14907661
口座名義 日本シュタイナー幼児教育協会
(通信欄に 1月12日 一般公開講座参加費 とご記入ください)
・申し込み締め切り 1月6日(月)
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3 公開教師研修講座「シュタイナー教育の日本文化への受容」
・日時 2014年1月11日(土)~ 1月13日(月・祝日)
・会場 国立オリンピック記念青少年センター・センター棟401号室
第2期幼児教育教員養成講座の第4セッション(2014年1月)では、西洋キリスト教文化圏で生まれたシュタイナー教育が、いかに日本に生きる私たち一人ひとりの内面から新しく掴み取られ、今日の社会と文化のなかに力強く息づくことができるかを原点から見直します。そのために、現在の幼児教育・保育の現場における大きな出来事である「子ども・子育て新制度」をシュタイナー教育の観点から見つめるところから始め、日本におけるシュタイナー思想の最初の紹介者の一人である新田義之先生のお話を聞き、さらに異文化において常に問題となる「言語」の問題を“祈りと語り”との関連から考えます。そしてシュタイナー幼児教育の重要な要素の一つである「ライゲン」をその原理から理解し、日本語のなかに生かす可能性を考察します。この「理論」の部分を教師・保育者の皆様に研修講座として公開し、共にこれからの日本におけるシュタイナー幼児教育の可能性を探りたいと思います。ご参加をお待ちしております。
[講演の部]
第I部 1月11日(土) 10:00~11:30
『シュタイナー教育は“子ども・子育て新制度”に何をみるか』 講師:入間カイ
第II部 1月11日(土) 14:30~16:00
『私はどのようにしてシュタイナーを知ったか』
第III部 1月13日(月/祝)14:30~16:00
『私はシュタイナーをどのように理解したか』 第II、III部 講師:新田義之
参加費:各部2000円(一般2500円)/ 定員:各部50名
[研修講座](両日とも9時からうたとことばがあります)
第I部 1月12日(日)9:15~10:45 『日本語,英語、ドイツ語からみる祈りと語り』 講師:入間カイ
第II部 1月12日(日)11:15~12:30 『ライゲンの理論的背景①』
第III部1月13日(月/祝)9:15~10:45 『ライゲンの理論的背景②』第II、III部 講師:嶋村慶子
参加費:各部2000円(一般2500円)/ 定員:50名
・会員で3日間全参加の場合は、参加費9000円に割り引きます。
・申し込み
メールにて以下の項目をご記載の上、お申し込みください。
お名前、所属団体名、会員の種類(団体会員・個人会員)、郵便番号、住所、電話番号、メールアドレス、参加希望講座(希望する講座を明記してください) 部分参加の場合は、何処に参加されるか、又参加の合計をご記入ください。
一般公開講座1講演ごとの参加費:2000円(一般2500円)
教師・保育士研修講座の1講義ごとの参加費:2000円)
3日間通しの会員参加費:9000円
オリンピックセンターへの宿泊希望者は、申込みの際にお知らせください。
*宿泊費:1泊3000円
・申込み先
メール info@jaswece.org
*メールでのお申し込みの場合は上記の項目を明記してください。
・参加費の振り込み先
ゆうちょ銀行
記号 10270 番号 14907661
口座名義 日本シュタイナー幼児教育協会
払込用紙の連絡欄に、1月11日~13日教師研修講座・一般公開講座とご記入の上、参加費合計金額、宿泊をされる方は宿泊費合計金額をご記入ください
・締め切り 2014年1月6日(月)
(宿泊を希望される方は必ず2013年12月28日までに申し込んでください)
・問い合わせ:日本シュタイナー幼児教育協会事務局
メール info@jaswece.org