清水町千[せんだい]代のぶどう山椒

縄文時代からの贈り物。大切にし、伝承したい。
奥深き山郷から自然豊かなリポートをお送りします。

清水町千[せんだい]代のぶどう山椒

2016-08-29 20:48:19 | 自然とともに
 台風が居座り大雨だというのに
  

 日本一の「有田のみかん」が水不足に悩まされているという。
 スプリンクラーが回せないほど水がない。約2か月降らないのだそうで
お手上げという。
 奥有田は高野山に近いせいか、適当に夕立があるようで何とか水を確保
できている。

 最近の豪雨やら地震やら台風が、一昔からみると全く様子が違う。やはり
温暖化のせいだろうか。
 ごみ減量推進を図っているにもかかわらず、最終は処理施設で焼却する
ことになるので個人の処理よりは少ないとはいえ温暖への道が皆無ではない。

 世間知らずのケチは「ゴミの有料化」の意味も知らず、ビールの空き缶
以外は全て野焼きをしているという、悲しい事実もある。
 (ある方がいった言葉に「あほに何を言ってもダメ,解らないのだから」と
 いうのがあったのを思い出す。
 無理もない貯金通帳の金額だけは読めるが、読み書きそろばんが全く
出来ないケチで間抜けでアホときていればなにおかいわんやである。
 よくぞ農薬希釈の計算ができたものと思ったが、JA職員か、家族の
誰かに計算してもらっているのだそうである。
 世の中のことは全く知らず「世間知らず」というのがぴったりのお方だ
そうである。
 一番怖いのは綺麗な山椒を作りたい(金にしたい・カネを欲しい)と
いう一言で農薬の希釈が間違ったものになっていないかということである。

 もうかれこれ10年前に亡くなった方は「綺麗な山椒を作るのには、薬を
倍の濃さにする」と言っていたが、実に恐ろしい話である。

 「千代のぶどう山椒」は人様より薄い薬を半分の回数しかかけないで
作っています。(もともと農薬嫌いのために薬はこわいのです。)
 特別仕様で無農薬栽培もしていますが、こちらは非常に効率が悪いです。
でもお客様からのご要望ですので喜んで栽培させていただいています。

 最近は、消費者の方々が色合いを云々されますが、山椒自体の成分を
お求めなら、少しくらい色が変わっていても完熟山椒の方が良いと思うの
ですが。

 この時節に雨が少ないのは来年の山椒にどのように影響するのか?誰も
考えていないだろうが自然というのはままならないもので、雨が欲しい
時期に雨が降らず、水分過剰の時に大雨となる皮肉なものでもある。
 

清水町千[せんだい]代のぶどう山椒

2016-08-29 20:07:06 | 自然とともに
 最近自己嫌悪に陥っている 
 これが理由は、自分の書いたブログを読み返した時に始まるから怖い。
 中身が恥ずかしい内容の時には読者の皆さんに申し訳ないので、投稿
したブログを削除し、訂正の上再送信する。
「投稿以前に読み返して訂正したものを送信する」という基本を忘れた
ときに失敗をするようである。

 原因は、他にもいろいろあります。
1. 文章能力が低い
2. 少し飲み過ぎの時
3. 推敲に時間を取らない
4. 書きながらテレビを眺めたりしたとき
5. 途中で電話などかかった時
6. 何か重大なことが頭から離れない時
7. 慌てて綴るとき
8. 辞書検索しないとき
9. タイプ・ミスを犯した時、などなど
 
一番良いのは、やはり読み返すことでしょうが、これは根がせっかち
なのか、ついつい前に進んでしまうので自己総括しないと治らないよう
です。

 静かにブログに浸ると、幾らかのストレス解消になるようですっとする。

 ページをめくると、覗いてみたいブログもあって時間が過ぎることもある。

 明日も下手ながら、何かの記事を書きたいような気分にもなる。
 少し暗いかなと思いながら、ひとりキーボードに向かう。これも人生かな。
 

清水町千[せんだい]代のぶどう山椒

2016-08-27 06:32:10 | 自然とともに
 都都逸は野暮でも やりくりゃ上手
 今朝も七ツ屋で褒められた 

 都都逸は江戸時代の庶民の憂さ晴らし?
キリギリスは羽根で鳴くかよ セミは腹でなく 私しゃあなたの腕で泣く

そのキリギリスが家の中によく入ってくる。
まだコオロギの声は聞こえないが、よく肥えた出入りしている。
この暑さを乗り越えれば鈴虫の澄んだ声を聴くことができる。
 もちろん風鈴の風流な音など必要としない。何しろ自然そのものだから。

 秋の便りを聴く頃になると、背中が薄茶色の年期の入ったクワガタや、
カブトムシまで挨拶にやってくる。
 果物のかけらでも置いておくと、しばらく逗留してゆく。
 話し相手にもなる。
自然界の生き物たちは大きなものを除けば、人間より可愛いものである。

 標高は、いわゆる中山間地域であるため、海抜0mから段々と昇って
きたところで、高野山の近くの護摩壇山との中間地帯である。
その護摩壇山の高さの約1/3といったところ。

 水は名前の通り「清き水」がどこにもここにも湧き出ている。これがまた
甘くおいしい。
用水桶の水が20年たっても腐らないだけの雑菌や毒気のないものである。
 大阪の友人は、「なんでそんな田舎で、よくぞ暮せたものだ」という。
彼もこの地から出て成功したのだが、田舎の不便さを見るか都会の喧騒さと
比較して寂しさを感じるのだろうか。

 のんびりと親しき友人とビールグラスで乾杯も出来るし、なに不自由
さはない。食べるものは都会と変わらず、上手に趣味で生きるのもまた
良し、都会で生まれ都会で終えるとしたら、10年の差はあるだろうし、
日頃の健康もタダで手に入る。
 好きな時間に好きなことしてブログを書き、本を読む、汗を流したく
なりゃ野良仕事でもする。日曜大工でリフォームもこなせれば、もう
何不足のない生活ができるのである。

 新鮮な野菜を料理して必要なつまみも作って、たらふく食べられる。
お好みなら自給自足の生活も出来る。

 もう何年も食べてないが、小振りの蜂の巣を落として、その中にある
蜂の子を取り出し炒めてビールのアテにしたことがあるが、これが栄養
満点で実においしいものである。抵抗ある方もいるが珍味のひとつである。

 山にある正真正銘の自然薯は、心無い輩の盗掘で山が穴になり、
これがイノシシの好物とあって今では人間様の口には入りにくくなって
きた野は残念なことである。
 今年は裏年で放任栽培の果物は、殆ど実っていないが、上手に剪定でも
したものなら何とか口にできそうである。
 今日は都都逸のひとつでもひねって、暑さを追い払うことにする。
 

清水町千[せんだい]代のぶどう山椒

2016-08-26 18:31:22 | 自然とともに
  山中と言えど暑いです 
 標高400mを超す自然環境の中でも、今年の夏は異常さを感じます。
 加えて、今年の異常さの中に「虻・蜂・むかで、が多いようですが、
生活の中で毒虫や害虫・マムシが多くなりました。
 これは、地球温暖化の影響かと思われますが、皆さんが毛嫌いするあの
ゴキブリは生活圏を移動したのか、薬剤メーカーさんの努力のお蔭か
幾らか少なくなったようです。

 虻は車の臭いが好きのようで、走っていると追いかけてきます。
停車位置に停めるとドアーを開けた途端に車内に2~3匹入ってきます。
 個室?なのでしめたもの・・・・。必ず二度と会わないように旅立って
もらいます。

 蜂は前回、その回避方法をお送りしましたが、最近はものすごく素敵な
殺虫剤が販売されてきました。
 でも蜂も学習します。イノシシやシカの学習程でもないと思いますが、
自然界に生きるものはどのような生き物でも(植物でさえ)学習をして、
DNAに組み込まれ次世代に伝えてゆくのです。
 イノシシは5,000年前にエジプト壁画に刻まれていると言われます。
つまり、人類とは5,000年間知恵比べをしてきていることになり、
我々が学習しなければ彼らは人間を追い越すかもしれません。

 ねずみの繁殖力は人類と比べ物にならないですが、もし彼らが勉強を
したら一年のうちに人類滅亡かもしれません。
 イノシシも人間より数が多いように感じますが・・・・。

 鹿の話。これは場合によっては、イノシシより悪いことをする。しかも
2m位は平気で飛び越す。
2m余りの高さに網を張ると次にはそれも越すようになる。わずかに
低ければそちらに回り飛び越す。越せば山椒の木の太い枝を咥えて首を
振るので折れてしまう。枝振りが良ければ角を研ぐのか樹皮をめくって
しまい、やがて枯死する羽目になる。

 優しい顔をしているが、夜の世界は彼らの舞台で、丁度夜の蝶のように
飛び回っているのであるから始末に負えない。

 ムカデを1匹見たら、近くにもう1匹いると思えと言われる。つがいで
生活しているのだろうか。18cm位の真っ黒なのを見るとぞっとするが、
あれは触らなければいきなり噛むことはないと思います
あの多くの足で肌を這いずり回るのを想像してみてください
 今年は頭の上の帽子の中でぐるぐる這うのを経験しました。ゴム手袋の
中に潜んでいたのを知らずに手を入れたが噛まれずに済みました。
 今年は(いや近年の温暖化のせいで生息する地域が北上してきた)特に
多いようです。

 マムシ。これは恐ろしいです。なぜ?  それは死に至るからです。
マムシでなくとも、グロテスクな色合いの少し小ぶりの蛇も毒をもって
いると言われます。誰もが嫌う蛇は毒は少なくとも幾らかの毒素を持って
いるとも言われます。

 アナグマ、ハクビシン、アライグマ、カモシカ、カラス、なんでも
住んでいるのが山村で、一億総活躍が人間では無理かもしれないので
このような生き物にお願いしなければならないようです。
 

清水町千[せんだい]代のぶどう山椒

2016-08-22 10:18:46 | 自然とともに
 又恥ずかしく、情けないことを  
 毎日の拙いブログを書くのにかなり注意しているつもりですが、昨日の
「虻蜂とらずという・・・・」の記事中に、沢山の誤字がありました。
謹んでお詫びを申し上げます。
 折角のブログも失敗するときは

 少し?アルコールが入っているとき、
 睡眠不足のとき
 疲れ切っている時、例えば熱中症寸前のときなどに起こりがちです。

 このような時までブログを書く必要もないと思い、もうやめてしまおう
かと考えたりします。

 でも(このでもは自分を正当化しようとしているのかも)、下手な
ブログを読んで下さっている方に申し訳ないし、GOOさんにお世話に
なりながらここまで来たのだから、ま、もう少し続けようとおもいます。

 一番気になるところは、誤字が多くなると大変読みにくいと言うことと、
写真を掲載できないことです。

 カメラを求めたうえに周辺機器の準備もしましたが、残念なことに今の
所はシャッターを押す時間がないのです。
(いつまでこんなこと言っているのかな)

さて、「虻蜂取らず」の続きで、読者の皆さんにお役立てていただきたい
ことがあります。

 昨日(21日)のこと。
 多忙を理由に5~6年前から放置していた、生け垣の手入れを暑さ
しのぎに始めて間もなく、高さ3mあまりのところに蜂の巣があることに
気がつきました。

 目の前1mも離れていないところで、相手は戦闘態勢に入っていました。
 幸いにヘルメットの色は白、作業着は薄グリーンでしたが、作業で動く
物体(人間)が緩やかに動くものだから、全部の蜂がこちらをめがけて
準備中だったようです。
 蜂除けのネットを被ろうかと思っていた矢先であったので、「うかつ
だったな」と反省しながら、防虫スプレーを取りに降りる梯子が
どのように掛っていたかもわからずおりました。

 蜂は、動きが早いモノ、色が黒いモノ、匂いのするモノ、明らかに
敵とわかるモノなどには敏感に反応して攻撃するそうです。

 これらを逆にとらえて行動すれば、やたらと攻撃はしないようですが
これからの季節は凶暴になってくるそうですので十分お気をつけて下さい。
また、虻がやってきましたので一匹必殺体制に入ります。