この花、枯れるまで

呼び合った、ふたつの心

その想いを吸い上げて

美しく咲いたこの花

情熱の色

歓喜の香

想いある限り、瑞々しく

陽光なき世界でも

凛とひたむきに

花弁を広げている

いずれは折らねばならない

その命運を知っていて尚

今ひと時の甘美を謳い

輝く雫を乗せて

願わくば枯れるまで

咲き誇り続けたいと

祈るように、今日も眠る

永遠を夢見て…




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母に頼まれて買った週刊誌に元ネタがあります（笑）
なんとなく自分の中で反芻しているうちに膨らんだので、書き残してみました。
夏は恋の季節、らしいですね。