2018.05.18(金)大阪にある「大阪労働学校アソシエ」へ聴講に行った。第5回目。7/20(金)迄毎週金曜18:30〜20:00迄14回(各¥500、回数券7枚¥3,000、14枚¥6,000:5月4日金は休講)、立命館大学経済学部の松尾匡教授の授業が開催されるので出席した。全10人。
【私のMemo】
レフト1.0 福祉国家(旧社民)マルクス・レーニン主義「大きな政府」
1970年代全盛ー1980年代行き詰まり
↓
レフト2.0 ブレア、クリントン路線、ディープエコロジー、イスラム
ゲリラ等「小さな政府」
↳新自由主義と類似
↓
レフト3.0 コービン、サンダース、ポデモス「大きな政府」
1970年代までのシステム
左派1.0 保守派
福士国家 日本型土建国家(田中角栄路線)
アメリカ型産軍複合体体制 国家主導、行政による管理介入
↓
行き詰まり→1980年代以降 保守派
左派レフト2.0 新自由主義派
「日本の必然」 「小さな政府」財政抑制志向
金融引締(お金の発行を抑える)→インフレ抑制
規制緩和→市場に任せる
『ケインズの逆襲 ハイエクの慧眼(ケイガン)』PHP新書 松尾匡著
リスク・決定・責任・・・一致しないといけない
1970年代までの国家主導体制→リスク・決定・責任の乖離→行き詰まり
時代の真の要請=リスク・決定・責任の一致
←新自由主義レフト2.0(第三の道はこの課題に答えていない
国家主導体制に対する批判
ハイエク:自由主義思想家
コルナイ:ハンガリーの体制批判的経済学者 ポーランド
↳共産党独裁体制下 1956革命←ソ連
コルナイのソ連体制批判
なぜうまくいかないか?・・・出世競争あり
国営企業の経営者(単独責任)企業長ー責任なし 設備投資、原材料
生産手段の在庫投資、設備投資の決定権 急なノルマの変更
↳判断の誤り→国が穴埋め、国が責任を取る
↖リスク
急なノルマに対応、超過達成→ボーナス出る
→生産手段の過剰な在庫投資、設備投資
慢性的生産手段不足←生産手段生産 に生産資源がとられる
∴消費財生産不足
在庫投資・設備投資の決定→成功→成果が決定者に帰属
↘失敗→決定者が自腹で責任
リスク 私有財産制
ソ連型体制崩壊
世界的に民営化、規制緩和で市場メカニズム
資本主義原理純化の風潮
金融の規制緩和
金融機関のディーラー (リスクを負うのは顧客)
証券投資決定→失敗(リスクを負わない)→顧客が損
↓ ↘成功すればディーラーが得
リスクの高い決定→金融危機
金融機関→失敗 倒産→連鎖、失業⇑、経済全体が危機
国が救済 リスクの高い決定
予想 リスク・決定・責任を乖離させた
原発
電力会社→原発建設
経営者「決定」 「リスク」
得 事故→住民 住民自身が受ける
どんどん原発建設 被害 一部分は国が補償
「責任」一致しない
そごう 社長(長銀)サラリーマン、ワンマン 自分の身銭ではない
水島 失敗 資産隠し
決定権をどこが握るか
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