2020.02.17(月)「①松尾匡教授の数理マルクス経済学−第1回講義〜置塩信雄の業績〜の1ノート」京都大学 熊野寮 食堂。
置塩信雄(1927年〜2003年)
マルクスの基本定理(1955年)
数理マルクス経済学の先駆者。
数理マルクス経済学を作った経済学者。
マルクス経済学を数式を使って論証。
マルクスの基本定理を証明した。
利潤の存在=労働の搾取
マルクスの基本定理
利潤があるなら、労働は搾取されている。
利潤の源泉は、労働の搾取である。
命名は森嶋通夫。
『資本論』のコアの一つ。
『資本論』労働価値説に基づいて書いてある。
マルクス『資本論』
第1巻 投下労働価値に比例した価格・・・前提
→論証
第3巻 均等利潤率−生産価格 総計一致ニ命題
総価格=総価値
総利潤=総剰余価値
マルクスの論証①商品を作るのに必要な労働と価格は比例している。
マルクスの論証②その前提に基づいて「マルクスの基本定理」を論証する。
マルクスの論証③『資本論』第3巻において、先程の前提を否定。
マルクスの論証④価格は利潤率の均等化法則によって決まる。
マルクスの論証⑤生産価格は、生産に必要な労働の量には比例しない。
マルクスの論証⑥総計一致ニ命題が成り立てば、「マルクスの基本定理」は成り立つ。
後年 否定
そこで
置塩信雄「マルクス基本定理」登場
利潤>0である
あらゆる価格のもとで
利潤の存在=労働の搾取
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数理マルクス経済学講義第一回「置塩信雄の業績」:https://youtu.be/OYEH8LDbhck
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