
1,Beholder/Roger Morris (MSI) 1CD 1,500円
71年のファーストを聴いて以来、買わねば買わねばと思いつつ、MSIからの日本盤仕様が3,000円近い価格で中々手が出なかったのですが、某店で新古盤扱いを発見、ホクホクで買ってきました。
71年にアメリカ南部の音楽、とりわけザ・バンドへの憧憬をあらわにした素晴らしいファースト・アルバムを出したロジャー・モリス、その後ついにはイギリスからN.Y.近郊のウッドストックに移り住み01年に出した30年振りのセカンド・アルバムに次ぐ04年に出したサードが本盤。
1曲目の"Freedom Train"のR&B・スィング振りには驚きましたが、ピュアな歌声は正にあのファーストで聴けたあれ。ゴスペル、ブルース、カントリー・スィング、ニューオリンズ、フォークからラテン、レゲエまでぐっと奥行きは深く。アメリカン・ルーツ・ミュージックを30年かけて自身に取り込み熟成させた音楽は流石に人の心を捉え揺らします。素晴らしいです。

2, It’s So Hard To Tell Who’s Going To Love You The Best/Karen Dalton (Koch) 1CD 1,350円
その昔からそのスジでは有名なアルバム「In My Own Time」に先立つ、68年にCapitolから出たファースト。
どこをみてもアシッド・フォークって紹介されている本盤。そうかなぁ、私にはアシッド風味は感じられないのですが。
と、まぁ、お題目はどうでもいいのですが、ただのフォークでもなくただのブルースでもなくなんとも表現しづらい音楽であることは確か。自身のギターにセカンド・アルバムでプロデュースをつとめることになるハイヴェイ・ブルックス等による極めて控えめなバック。よって歌が際立つ。ハスキーな声でつぶやくように歌う様はやっぱりビリー・ホリデイを連想します。
しかし、これがCapitolのようなメジャーからリリースされたというのは本当に驚きです、所謂ミュージシャンズ・ミュージシャンだったのでしょうね。


3,Little Acts of Treason/Carlene Carter (Giant) 1CD 100円
殆ど名前しか知らないカーリン嬢ですがブックオフの100円盤コーナーに埋もれているのを発見、買ってみた次第。
カーター・ファミリーの末裔(?)ですから当然カントリー畑ではあるものの自身はR&Rが大好きなようでリッケンバッカーを抱えてなんともかっこいいロッキン・ポップ・カントリーを歌っております。さすが、ニック・ロウと結婚していたことはある? NRBQのAl Andersonも参加の95年盤。
メッケものでした。以前お客様に教えていただいたロック・パイル一派参加盤買わなきゃ。

71年のファーストを聴いて以来、買わねば買わねばと思いつつ、MSIからの日本盤仕様が3,000円近い価格で中々手が出なかったのですが、某店で新古盤扱いを発見、ホクホクで買ってきました。
71年にアメリカ南部の音楽、とりわけザ・バンドへの憧憬をあらわにした素晴らしいファースト・アルバムを出したロジャー・モリス、その後ついにはイギリスからN.Y.近郊のウッドストックに移り住み01年に出した30年振りのセカンド・アルバムに次ぐ04年に出したサードが本盤。
1曲目の"Freedom Train"のR&B・スィング振りには驚きましたが、ピュアな歌声は正にあのファーストで聴けたあれ。ゴスペル、ブルース、カントリー・スィング、ニューオリンズ、フォークからラテン、レゲエまでぐっと奥行きは深く。アメリカン・ルーツ・ミュージックを30年かけて自身に取り込み熟成させた音楽は流石に人の心を捉え揺らします。素晴らしいです。

2, It’s So Hard To Tell Who’s Going To Love You The Best/Karen Dalton (Koch) 1CD 1,350円
その昔からそのスジでは有名なアルバム「In My Own Time」に先立つ、68年にCapitolから出たファースト。
どこをみてもアシッド・フォークって紹介されている本盤。そうかなぁ、私にはアシッド風味は感じられないのですが。
と、まぁ、お題目はどうでもいいのですが、ただのフォークでもなくただのブルースでもなくなんとも表現しづらい音楽であることは確か。自身のギターにセカンド・アルバムでプロデュースをつとめることになるハイヴェイ・ブルックス等による極めて控えめなバック。よって歌が際立つ。ハスキーな声でつぶやくように歌う様はやっぱりビリー・ホリデイを連想します。
しかし、これがCapitolのようなメジャーからリリースされたというのは本当に驚きです、所謂ミュージシャンズ・ミュージシャンだったのでしょうね。


3,Little Acts of Treason/Carlene Carter (Giant) 1CD 100円
殆ど名前しか知らないカーリン嬢ですがブックオフの100円盤コーナーに埋もれているのを発見、買ってみた次第。
カーター・ファミリーの末裔(?)ですから当然カントリー畑ではあるものの自身はR&Rが大好きなようでリッケンバッカーを抱えてなんともかっこいいロッキン・ポップ・カントリーを歌っております。さすが、ニック・ロウと結婚していたことはある? NRBQのAl Andersonも参加の95年盤。
メッケものでした。以前お客様に教えていただいたロック・パイル一派参加盤買わなきゃ。


最近 DVD 付きで再発されているみたいですね。
> In My Own Time
BONUS TRACKS につられて買いなおしました。
http://www.clinck.co.jp/merurido/dtl.php?clk=r&ky=OTLCD1092
> Carlene Carter
Dave Edmunds や Albert Lee が参加したこちらもお奨めです。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/2551907
コレですね。
http://www.youtube.com/watch?v=y-BIKjypNsE
http://www.youtube.com/watch?v=jlw6S-IYSmE
PAL形式らしいのですが....。PCであれば見れるんでしたっけ?
> In My Own Time
例の韓国盤と比べて音質の変化とか装丁とかは如何でしたか?
>I Fell In Love
なんか随分な安価のようで、早速チェックしたいと思います。
確認はしていませんが、PC だったら、PAL 形式でもみられると思います。
> 例の韓国盤と比べて音質の変化とか装丁とかは如何でしたか?
韓国盤は、各曲の先頭部分、終了部分の音からだけでも、
恐らく、板起こしだと思われます。
それに対し、こちらは、マスターからのミックスだと思われます。
音質音圧共に、良くなっています。
私は、装丁にはあまりこだわらないので、気に止めませんでしたが、
一応国内発売ですので、解説等が入っています。
解説があることで価格が跳ね上がっているということがないので、
良心的だと思います。
> なんか随分な安価のようで、早速チェックしたいと思います。
今時、Carlene Carter を聴く人がいないのでしょう。
ある中古屋さんで、Suzanne Vega に対して、同じような質問をしたら、
今時、Suzanne Vega なんて聴く人がいないから、ものがあると安い、と言われました。
>In My Own Time
Papa's Choice盤購入後結構聴いているのですが音質は確かに気になるんですよね。先日DUでLPにボーナスCDが付いたのと7"盤(いづれもCDと同じLIGHT IN THE ATTIC 盤)を見かけてちょっとクラっときました。
いずれ買い直しですね。
Carlene Carterを聴いてCarla OlsonとかMelissa Ethridgeを連想しました。今はこのあたりも聴く人いないのでしょうね、あまりに引っ掛かりが無いからかなぁ。それに引き換え引っ掛かりがあり過ぎのKaren Daltonが大人気(?)というのも....。判りますけど、一方でなんだかなぁという気もします。