Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

いしだあゆみ

2013年12月01日 | 45's
1,涙の中を歩いてる b/w 恋はそよ風/いしだあゆみ (コロンビア) 45's
かつてこちらで取り上げた英Aceが編んだビート・ガール・コンピ「Nippon Girls」に入っていた"太陽は泣いている"と同じビート路線のA面、一転爽やか路線のB面、両面ともに橋本淳/筒美恭平の作、良いカップリングですね。あの大ヒット"ブルーライト・ヨコハマ"に次ぐシングルで69年5月発売。

涙の中












2,砂漠のような東京で b/w 24時間の恋/いしだあゆみ (コロンビア) 45's
上記盤から2年後、71年5月発売。すっかりお姉さまに。歌のほうもキャピキャピさは消え失せしっとり路線へ。いってみればベタベタの歌謡曲。

砂漠のような東京で

24時間の恋











3,さすらいの天使 b/w 白いしあわせ/いしだあゆみ (コロンビア) 45's
こちらはその翌年72年1月発売。またまた一転、当時のフォークの面影も感じさせる軽い路線に。
シングル盤3枚でその時代時代が垣間見えたりするのですね。歌謡曲、文化を映す鏡かな(笑)

さすらい天使



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4 コメント

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ファンです (t-izu)
2013-12-02 07:46:41
 紹介されたシングル盤も真ん中を除き2枚持ってます。
 「白いしあわせ」は筒美京平作ボサノヴァ歌謡の傑作ですね。また本曲ほかクローディンヌ・ロンジェ提供曲「私の絵本」を含むアルバム『ファンタジー』(’72,篠山紀信ジャケ写)も、今風に言えばソフト・サイケの傑作だと個人的に思っています。矢野誠絡みの楽曲の素晴らしいこと!

 勝手な系列付けですが、いしだあゆみは西田佐知子、伊東ゆかりに連なるタイプ、都会的でいささか投げやりタイプなシンガーだと思います。
いしだあゆみ (Jahking@管理人)
2013-12-02 21:18:02
取り上げたのはたまたま安価で遭遇し購入した3枚で、ヒット曲を知る程度の特に思い入れも持たない人ですが、仰る「都会的でいささか投げやりタイプなシンガー」というのはおおいにうなづきます。
クローディンヌ・ロンジェ提供曲なんてのもあるのですね、"白いしあわせ"もそうですが、70年代に入ると所謂歌謡曲も急速に良い意味で洋楽化(ソフトロック化)していく部分があって面白いですね。
失礼しました (t-izu)
2013-12-03 08:09:42
 当方の日本語がまずく誤解があってはと思い「ロンジェへの提供曲」と訂正いたします。筒美京平、橋本淳コンビの作でロンジェも日本語で歌っています。
 
 確かに'70年代に入ると、洋楽を聴いていた耳にも違和感を感じさせない歌謡曲が増えた気がします。そのあたり主導したのが筒美京平、村井邦彦両氏ということになるのでしょうね。
Unknown (Jahking@管理人)
2013-12-03 08:37:23
ご丁寧に有難うございます、愚かにもロンジェからの....と誤解しておりました(苦笑)

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