
1,Treasure Chest of Musty Dusties Vol.2 (Fortune) 1LP 840円
以前にも書いたような気がしますが、あれは83年のこと、山下達郎氏がDJをしていたNHKの「サウンド・ストリート」なるラジオ番組で数週間に渡ってDoo-Wopの特集が組まれたことがありました。
その最終回のゲストが当時「トレジャー・チェスト・オブ・マスティー・ダスティーズ」というDoo-Wop専門のミニコミ誌を編集をしておられた権藤洋一郎さんなる方でした。そしてその回に掛かった曲(権藤氏が自ら持ってこられた45'sからの選曲)は、その後、そのエアチェックテープを擦り切れるほど聴いた私の中でDoo-Wopのマスターピース曲となったという思い出深い番組でした。
今回入手したFortuneからのDoo-Wopコンピの本盤のタイトルこそ、その権藤さんがやっておられたミニコミ誌「トレジャー・チェスト・オブ・マスティー・ダスティーズ」の誌名の元になったものであります。
ということでそのミニコミ誌「トレジャー・チェスト・オブ・マスティー・ダスティーズ」もむさぼり読んでいた私には特別な響きを持つタイトルで嬉しい嬉しい入手です。
入手盤はオリジナルではなく70年代に再発されたものだと思います。
Side A
1,Valley of Tears/The Destinations
2,Just for Tonite/The Del Rios
3,Toosie Roll/Joe Weaver
4,Oh Joe Joe/The Centurys
5,If I loved only you/Short & The Short Stops
6,Mother was Right/The Combinations
Side B
1,I'll always remember/The Five Jets
2,Jungle Fever/The Creators
3,Call the Police/The Montclairs
4,Street of Loneruness/The Hi Fidelities
5,The Best Things in life are free/The Constellations
6,Rita/The Fabulous Four
てな内容で、ライナーによるとFortune/Hi-Qに残されたデトロイトを中心にしたグループの未発表曲を集めたものということだそう。私には初めて耳にするグループばかりです。
ミディアム・スローで語りも入れたいい雰囲気のA面1曲目The Destinations、ファルセットを生かしたリードが耳を惹くB面1曲目のThe Five Jetsあたりがお気に入りですが、やや雑なアカペラ曲もありオーディションテープからだったりするのもありそうで寄せ集めの感が無きにしも。
ちなみに"Call the Police"なんていう曲を歌っているThe Montclairsなるグループ名が目を引きますが、勿論あの70年代のグループとは異グループでジャージーなジャンプ・ナンバーを歌っています。
2,The Best of Mercury Records Vol.2 (Mercury) 1LP 630円
「The Best of .....」てタイトルで70年代にどっとリリースされたBootの一枚です。このシリーズ(?)はレーベル面をオリジナルのレーベルをまんま模して使っているのが特徴です。
で 本盤はMercuryレーベルに残されたDoo-Wop曲を集めたものらしいのですが無名グループばかりで詳細は判りません。目玉は55~56年にMercuryと傍系のWingから出されていたThe Griffinsの6曲。ホーンを入れた重厚なバックに分厚いハーモニーが素晴らしいグループ。そのほかThe Ivories、The Honeytones、The Five Dreams、The Little Beats、The Prestonsなるグループがそれぞれ2曲づつ収められています。いずれもティーン向けのロックンロールの波を被ったDoo-WopではなくMercuryなるレーベルらしい大人の味、ジャンプ、ジャイブ風味のDoo-Wopです。当時のMercuryのスターグループはThe Plattersですからそんな雰囲気が濃厚。そんな中、唯一The Little Beatsはキッド・グループのようでハーモニーは弱いものの軽快なロックンロールに乗ってリード君が頑張るオチャメな2曲でした。

3,Gotham Recordong Sessins/Lee Andrews & the Heats (Collectables) 100円
1957年にリリースした"Long Lonely Nights"、"Teardrop"のヒットで知られ、ソウル・エイジに入っても歌い続けたシンガーがリー・アンドリュース。ご存知の通り黒人にしては非常にスムースな歌い回しをする人で、ナット・コールからフランク・シナトラ、ビング・クロスビーあたりの影響を受けたというのもうなづく人です。
で 本盤はデビューした翌年の55年にGothamレーベルに残した録音を発掘したものですが、すでにスムースな歌いまわし後年同様。"Long Lonely Nights"のファースト・ヴァージョンも聴けます。
以前にも書いたような気がしますが、あれは83年のこと、山下達郎氏がDJをしていたNHKの「サウンド・ストリート」なるラジオ番組で数週間に渡ってDoo-Wopの特集が組まれたことがありました。
その最終回のゲストが当時「トレジャー・チェスト・オブ・マスティー・ダスティーズ」というDoo-Wop専門のミニコミ誌を編集をしておられた権藤洋一郎さんなる方でした。そしてその回に掛かった曲(権藤氏が自ら持ってこられた45'sからの選曲)は、その後、そのエアチェックテープを擦り切れるほど聴いた私の中でDoo-Wopのマスターピース曲となったという思い出深い番組でした。
今回入手したFortuneからのDoo-Wopコンピの本盤のタイトルこそ、その権藤さんがやっておられたミニコミ誌「トレジャー・チェスト・オブ・マスティー・ダスティーズ」の誌名の元になったものであります。
ということでそのミニコミ誌「トレジャー・チェスト・オブ・マスティー・ダスティーズ」もむさぼり読んでいた私には特別な響きを持つタイトルで嬉しい嬉しい入手です。
入手盤はオリジナルではなく70年代に再発されたものだと思います。
Side A
1,Valley of Tears/The Destinations
2,Just for Tonite/The Del Rios
3,Toosie Roll/Joe Weaver
4,Oh Joe Joe/The Centurys
5,If I loved only you/Short & The Short Stops
6,Mother was Right/The Combinations
Side B
1,I'll always remember/The Five Jets
2,Jungle Fever/The Creators
3,Call the Police/The Montclairs
4,Street of Loneruness/The Hi Fidelities
5,The Best Things in life are free/The Constellations
6,Rita/The Fabulous Four
てな内容で、ライナーによるとFortune/Hi-Qに残されたデトロイトを中心にしたグループの未発表曲を集めたものということだそう。私には初めて耳にするグループばかりです。
ミディアム・スローで語りも入れたいい雰囲気のA面1曲目The Destinations、ファルセットを生かしたリードが耳を惹くB面1曲目のThe Five Jetsあたりがお気に入りですが、やや雑なアカペラ曲もありオーディションテープからだったりするのもありそうで寄せ集めの感が無きにしも。
ちなみに"Call the Police"なんていう曲を歌っているThe Montclairsなるグループ名が目を引きますが、勿論あの70年代のグループとは異グループでジャージーなジャンプ・ナンバーを歌っています。
2,The Best of Mercury Records Vol.2 (Mercury) 1LP 630円
「The Best of .....」てタイトルで70年代にどっとリリースされたBootの一枚です。このシリーズ(?)はレーベル面をオリジナルのレーベルをまんま模して使っているのが特徴です。
で 本盤はMercuryレーベルに残されたDoo-Wop曲を集めたものらしいのですが無名グループばかりで詳細は判りません。目玉は55~56年にMercuryと傍系のWingから出されていたThe Griffinsの6曲。ホーンを入れた重厚なバックに分厚いハーモニーが素晴らしいグループ。そのほかThe Ivories、The Honeytones、The Five Dreams、The Little Beats、The Prestonsなるグループがそれぞれ2曲づつ収められています。いずれもティーン向けのロックンロールの波を被ったDoo-WopではなくMercuryなるレーベルらしい大人の味、ジャンプ、ジャイブ風味のDoo-Wopです。当時のMercuryのスターグループはThe Plattersですからそんな雰囲気が濃厚。そんな中、唯一The Little Beatsはキッド・グループのようでハーモニーは弱いものの軽快なロックンロールに乗ってリード君が頑張るオチャメな2曲でした。

3,Gotham Recordong Sessins/Lee Andrews & the Heats (Collectables) 100円
1957年にリリースした"Long Lonely Nights"、"Teardrop"のヒットで知られ、ソウル・エイジに入っても歌い続けたシンガーがリー・アンドリュース。ご存知の通り黒人にしては非常にスムースな歌い回しをする人で、ナット・コールからフランク・シナトラ、ビング・クロスビーあたりの影響を受けたというのもうなづく人です。
で 本盤はデビューした翌年の55年にGothamレーベルに残した録音を発掘したものですが、すでにスムースな歌いまわし後年同様。"Long Lonely Nights"のファースト・ヴァージョンも聴けます。

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