Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Male Singers

2005年12月10日 | 60's,70's Rock
ということで70's米男性シンガー6枚です。

1,Border Affair/Lee Clayton(Capitol) 100円
この人の73年のMCAからのファーストが忘れられません。その何の飾り気も無いジャケット・ポートレートの通り無骨な歌を聴かせてくれました。実に硬派な人です。lee
本盤はその5年後のセカンド・アルバム。曲もいいし、無骨な歌もそのままですが、バックが..。派手なギターにホーン(Wayne Jackson&Andrew Love)まで入っていてちょっとプロデュースし過ぎのような。この後に出たアルバムも同一路線だったので本人の意向なのかもしれませんが。まぁ、それほどファーストの印象が強いということです。



2,Dangerous Stranger/Riopelle(Little Eskimo) 100円
Capitol,ABCでアルバムを出していたJerry Riopelleが単にRiopelleになってDouble Shufle Bandを率いて作った79年盤。以前のアルバムはもっと穏かな歌を聴かせてくれた記憶がありますが、バンドを率いてしっかりロックしています。
riopelle


3,Candle Of Love/Terry Talbot(Sparrow) 400円
あのTalbot Brothersの弟さん。以前そのTalbot Brothersについてはここで書きましたので参考にしていただければなのですが、そのアルバムはもうモロにCCMとなっていてちょっと..でした。本盤は76年制作でまるでそんなことはなくSSW然としたものになっています。Jim Gordon,David Lindley,Al Perkins,Jim Hobson,Herb PedersonそれにJoe Lalaといったお馴染みの面々がバックについてあの優しい歌声を聴かせてくれます。
terry


4,Already Free/Nick Jameson(Bearsville) 100円
プロデュースから作曲・アレンジ、楽器演奏・歌まで殆ど1人で作り上げたアルバム。何故に買ったかというとPaul Butterfieldのハープが何曲かで聴けるから。期待通り、ポールのハープは生音、アンプリファイド共に吹きまくってくれています。
で、このマルチな人、どこかで聴いた名前だと思ったらAmpexでアルバムを一枚だしていたAmerican Dreamにいた人だと。私は聴いていないバンドなのですがFoghatにも在籍していたそうな。
詳細はここで。
nick

5,American Son/Levon Helm(MCA) 300円
The Bandで唯一のアメリカ人がこの人でしたよね、それも南部出身。The Bamdの南部風味はこの人から? と思わせるR&Bアルバム。いや、寛げます、さすがに。昔から"Violet Eyes"が大好きで。
levon


6,same/Warren Storm(Master Trak) 200円
ちょっと毛色の変わった人を。50年代から活躍するSwamp Pop,ルイジアナ・ティアドロッパーのウォーレン・ストーム、80年のカム・バック盤。
オフィシャル・サイトはこちら
Storm


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2 コメント

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> Male Singers (通りすがり)
2005-12-10 22:34:21
> Jerry Riopelle

Phil Spector 関係の人だったと思います。

A&M から出ていた The Parade の方が

有名でしょうか ?

Capitol から出ていたアルバムを1、2枚

持っていますが、あまりのギャップに驚きます。



> Nick Jameson

以前よく見かけたジャケットですが、

持っていません。



American Dream の方は、Pony Canyon が

一連の Bearsville ものをリイシューしたときの

どさくさにまぎれて、国内発売された CD を購入

しました。

確か、Todd Rundgren のプロデュースだったと

思いますが、あまり、印象に残っていません。
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Re: Male Singers (Jahking@管理人)
2005-12-11 09:06:34
そうか! Jerry Riopelleはパレードの人でしたね。完全に忘れていました。

88年のポニー・キャニオン盤、1曲追加となった95年のポリドール盤と2種CDは出ていましたね。引っ張り出してきて見比べたら長門芳郎さんのライナーはほぼ同じ(追加曲の部分のみ加筆)でした。それによるとRiopelleはご指摘の通りスペクターの門下生でライチャス・ブラザースの”ふられた気持ち”の録音にも参加している由。1959年、18才でレコード・デビュー、94年まででソロ・アルバムを11枚も出しているんだそう。因みに今回買った盤もそうですが、"Little Eskimo"ってレーベルは氏の運営するものだそうです。いやはや、勉強になりましたです。



Nick Jameson在籍のAmerican Dreamはアナログでしか持ってませんが、CD化と聞いたときはなんでこんなのを、と、驚きました。確かに印象の薄いアルバムです。Todの初プロデュース作品だそうですが。
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