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Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

下宿屋

2012年09月19日 | 和物
1,親愛なるQに捧ぐ/加川良 (URC) 1LP 300円
「教訓I」に次ぐ72年のセカンド・アルバム。
何はともあれ先ずは"下宿屋"です。リリースされた当時ラジオとか友人の部屋で何度も何度もほぼ無意識にこの曲を聴いていたようで、80年代に入ってSMSから再発されていたこのアルバムを聴いていてこの曲が出てきた途端に当時の情景がフラッシュバック、友人が住んでいたすえたアパートの部屋にいるような気分になって驚いた記憶が今も鮮明に思い出されます。歌詞を完全に自己投影して聴いていたようです。
この曲に出てくる"彼"が高田渡だったこととか、このアルバム、ベースが細野晴臣、ドラムスが松本隆、さらにコーラスに大滝詠一まで参加していたこととかを知ったのもずっと後のこと。
うん10年振りに聴いてもこのアルバムの重さは変わらず、いや、増したかも。

1.偶成
作詞:浜田 龍郎 作曲:加川 良
2.こがらし・えれじぃ
作曲:西岡たかし 原詩:福田 善之
3.夕焼けトンボ
作詞・作曲:加川 良
4.靴ひもむすんで
作詞・作曲:加川 良
5.鎮静剤
作詞:加川 良 原詩:ロランサン
6.こもりうた
作詞・作曲:加川 良
7.下宿屋
作詞・作曲:加川 良
8.白い家
作詞・作曲:加川 良
9.コオロギ
作詞・作曲:加川 良
10.親愛なるQに捧ぐ
作詞・作曲:加川 良

スコッチのオープン・リールの箱を使ったジャケット、内袋にはそのテープが。しゃれています。

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【下宿屋】 加川良.flv


加川良 / 偶成


親愛なるQに捧ぐ 加川良

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5 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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当時 (uni)
2012-09-20 07:36:31
当時はスコッチのオープンリールまでが憧れの存在でしたね。これは本当のマスターなんでしょうね。
この人5年ほど前に地元のコンサートで久々に見たのですが当時のマンマでした。小ささも(苦笑)
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住友スリーエム (Jahking@管理人)
2012-09-20 08:46:50
でしたっけ、この赤と黒の帯が印象的でした。粘着テープもありましたね。何故か懐かしいですが、今も存在するんですね。
加川さん、オフィシャルサイトをみたら今も精力的に全国を回っている様子。聴いてみたいものです。
http://www5f.biglobe.ne.jp/~twins/
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Unknown (しみへん)
2012-09-20 09:24:19
何か月前に地元でコンサートみました。観客の中では私ですらかなり若い方でした。私は半分ぐらいしか曲判りませんでしたが、皆さん良く知っているんですよね。フォーク系のライヴはこの人と大塚まさじ氏しか行った事ないのですが、トークも含め大変良かったです。
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スコッチ (kazuta)
2012-09-20 12:52:09
当時の主流テープでした、通称「206~ニーマルロク」と呼んでいました。アンペックス456との競争でした。しかし国産の206に磁気不良(分離しリーダーテープに付着)を起こし、損害賠償までいったという歴史がありました。今は各メーカーはデジタルにアーカイブして、クオリティを統一しております。チャンチャン!
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加川さんとオープン・リール (Jahking@管理人)
2012-09-20 21:38:41
>しみへんさん
こちらも地元でご覧でしたか、加川さんがいかにこまめにツアーをしているかの証ですね。Youtubeで最近の映像を見ましたが、益々体験したくなりました。大塚さんとの共演映像もありました。
http://www.youtube.com/watch?v=wleqZSOO7as

>カズさん
ども、こちらでは久し振りですね。
さすが実際に扱っていただけある専門的なコメント有難うございます。Ampexっていうと私なんかはレコードレーベルを思い出しますが、録音機のメーカーでもあったんですね。このジャケットに写る「箱」にも録音機-AMPEXの表記があります。
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