Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

豊田勇造 - まりちゃんず

2015年06月04日 | 和物
1,さぁ、もういっぺん/豊田勇造 (ELTROVO) 1LP 980円
76年の実質のファースト・アルバム、何故に実質というと74年にエレックから出したアルバムが満足のいく出来ではなく「さぁ、もういっぺん」とクリエイティブ・アクションズ発見の会なる有志の集まりが自主制作したアルバムだから、だそう。
このアルバムと次の「走れ アルマジロ」はよく聴きました、友人宅で。当時この手のファークはあまり聴かなかったのですが何度も聴くうちに無骨だけと誠実な歌声に惹かれていったのでしょう。
桜田門の前で撮った集合写真が表紙の10数ページのブックレットが付いた当時馴染んだそのオリジナルLPと遭遇したのでつい買ってしまいました。

Side A
1.ワルツを踊ろう
2.ブルーズをやろうぜ
3.大文字
4.ある朝、高野の交差点近くをうさぎが飛んだ
Sid B
1.桜吹雪
2.東へ西へ
3.地酒松風
4.ケーブルカーが着いており返すあたり
5.行方不知

さあもういっぺん


行方不知(豊田勇造)



桜吹雪 - 豊田勇造













2,三巴狂歌(みつどもえのうた)/まりちゃんず (エレック) 1LP 614円
"ブスにもブスの生き方がある"のまりちゃんずの二人が「藤岡藤巻」というユニット名で音楽活動を続け、大橋のぞみと「崖の上のポニョ」で大ブレイクしてしまったのにはホント驚いたものです。
私の中では「岡本正とうめまつり」とイメージがダブるグループで、この二つのグループは思えば同じころに活動していてテレビ神奈川(TVK)のヤングインパルスに良く出演していたのを結構鮮明に記憶していたりします。

で これはその75年のファースト・アルバム。因みにアルバムはもう一枚「お買い得」なるタイトルで出ていまして、こちらはウン十年前によーく聴いていた思い出のアルバムだったりします。
デビュー曲のはずの"ブスには..."はシングル・オンリーでベストアルバムに収録だったみたいですね。
基本下ネタ風コミックソングなのですが、真っ当な青春フォークからブルース、ブルーグラスっぽいのまでとバラエティに富んだ内容ですね。ただ1曲目のお下劣さはさすがに閉口、まぁ、これがまりちゃんズなのでしょうが(笑)

1. まりちゃん
2. くちづけ
3. ひがみブルース
4. まりちゃんが結婚してしまう
5. 僕等はドラ息子
6. もう冬
7. もうすぐ23才
8. 尾崎家の祖母PARTII
9. 君を食べちゃいたい
10. オザキの逆上節
11. 続まりちゃん
12. 編みかけのセーター
13. 男の世界

marichanz


marichannz



まりちゃんズ もうすぐ23才


まりちゃん/まりちゃんズ



ブスにもブスの生き方がある



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2 コメント

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ヤングインパルス (シュルツ)
2015-06-08 15:43:38
「うめまつり」、「まりちゃんず」の他にも「海援隊」、「ノラ」などのバンドも出ていましたね。
カセットでテレビを生録音したものでした。
当時コマーシャリズム、反体制で地上波の番組には出なかったアーティストもヤングインパルスだけには出たりしていて、非常に懐かしい番組です。
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Re:ヤングインパルス (Jahking@管理人)
2015-06-08 20:44:05
司会は神太郎さんでしたっけ。
アンテナに 分波器なるものをくっつけて写りが悪いなか必死で見ました。一番印象に残っているのは外道、テレビ神奈川のおひざ元である中華街からやってきた大蛇の行列が蠢きまわるなか、加納さんが珍しくレスポールを持って「宇宙からの叫び」を延々演奏していた光景は今もクッキリ目に残っています。
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