American SSW

1,Nobody But Me/Gary P.Nunn (Turnrow) 1LP 540円
ジェリー・ジェフ・ウォーカーのバックバンド、Lost Gonzo Bandのメンバーだったテキサスのシンガー、80年リリースのファースト・アルバム。これってリリース当時SSW系のファンの間では結構な話題になりましたよね。皆が皆AORに走ってしまった中、シンプルに歌そのものを聴かせてくれる本盤がまるで最後の砦のように思えたものです。
云い様も無くクセのあるボイスが懐かしいカントリー系SSWアルバム。

Gary P Nunn - What I Like About Texas


Gary P Nunn w/ Jerry Jeff Walker - London Homesick Blues







2,same/Jim Carroll (A&M) 1LP 300円
1972年にリリースされたこのジム・キャロルなるユニークなシンガーの唯一作。リー・スクラー、ラス・カンケル、クレイグ・ダーギー、ダニー・クーチー、といった「セクション」のオリジナル・メンバーにデヴィッド・スピノザを加えたバックに乗って歌われるソウルフルでブルージーでフォーキーな楽曲は類を見ないユニークなもの。








3,Over the Rainbow/Livingston Taylor (Capricorn) 1LP 198円
73年の3枚目のアルバムにして最後のCapricornでのアルバム。バジー・フェイトン、ニール・ラーセン、ジム・ニルス、トミー・タルトン、チャック・リーヴェル、チック・マロッタ、そしてカーリー・サイモンまで参加という豪華なメンツ。前2作に比べブラスやストリングスの導入比率も高くなりよりポップに弾けています。御馴染みのタイトル曲やジョージ・ハリスンの"If I Needed Someone"を取上げているところがこのアルバムの性格をあらわしているのかなぁと。









4,Slow Dance/Southside Johnny (A&M) 1LP 100円
70年代からアズベリー・ジュークスを率いて活動してきたこの人。この88年盤はソロ・シンガーとして気合を入れ捲くった一枚。曲がどれもよくて特にジェリー・バトラー、オスカー・トニーJr.で御馴染みの私に大好きな"For Your Precious Love"の出来がこれまた良くてジョニーさんには失礼ながら意外な掘り出し物の感。





Southside Johnny - Sirens Of The Night