Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Fairport Convention

2005年11月16日 | 60's,70's Rock
フェアポートの買い直し2枚とリユニオン・ライヴです。

1,same/Fairport Convention(Cotillion-Porydor) 500円
一聴、まるでアメリカのフォーク・ロック・バンドのようなイアン・マシューズの加わった68年のファースト・アルバム。サンディ・デニーはまだ参加しておりません。ジュディー・コリンズの2曲、ディラン、エミット・ローズ、のカバーを演っています。現在のユニヴァーサル・ミュージックがまだ日本グラモフォンだった頃(たぶん69年)には本盤はこのジャケット(但し当時の得意の見開きジャケで)で日本盤がでておりましてバンド名に引かれて買ったもののピンと来ず、即処分してしまったのが懐かしいです。なにせ当時はギター・ギンギンのハード・ロック専門でしたから。
因みに今回購入盤は米Cotilloin盤です。

2,Full House/Fairport Convenion(Island) 500円
3枚目の"Unhalfbricking"からヴァイオリンのディヴ・スウォブリックが加わって次の"Liege & Lief"で一気にエレクトリック・トラッド・グループとしての姿を確立。そしてサンディー・デニーが抜けた70年の5枚が本盤です。ということで数多いフェアポートのアルバムのなかでも先ずはこの辺りからという上記2枚と共に最重要期の名盤ですね。あの名曲"Sloth"も入っています。私、このアルバムが一番好きかも(というほどこのバンド聴きこんではいないのですけど..)。
で、本盤を今更何故買ったかというと今回の購入盤は72年に出た日本盤なんですが、ライナーが「あがた森魚」なんですね。氏の”大道芸人””君はハートのクィーンだよ”はこのアルバムの"Walk Awhile" "Sir Patrick Spens"のものまねだそうです。
Fairport Full House


3,Moat On The Ledge : Live at Broughton Castle/Fairport Convention(Stony Plan) 500円
しかし、このバンドはメンバーの入れ替わりが激しくて71年にははやくもオリジナルメンバーは一人もいなくなってしまったそう。ですがその後もかつてのメンバーが復帰したりしてその名は79年まで続いたようです(いや、実にメンバーの変遷は複雑です)。
で、本盤は81年に同窓会コンサートが開かれて一時的に復活したバンドのライヴ盤。
クレジットされているメンバーはDave Swarbrick,Richard Thompson,Simon Nicol,Dave Pegg,Dave Mattack,Bruce Rowland,Judy Dyble。名曲"Matty Groves"からジョニ・ミッチェルの"Both Sides Now ("青春の光と影"でしたっけ?)、からジェリー・リー・ルイスのR&R"High School Confidential"までやってます。
Faiport Live '81
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2 コメント

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Unknown (Jahking@管理人)
2005-11-17 21:23:03
>たまたま、みんな持っていました

というか、Fairportは殆どお持ちなのでは?



>Jefferson Airplane の 1st へのイギリスからの

アンサー

いや、これはけだし卓見。なるほどです。



>Iain Matthews って、本当に面白い人です。

Matthews Southern Confortもなんか掴み所のないバンドってイメージがあります、結構好きでしたけど。

そういえば、デニーが結成したFotheringayも好きで結構聴いていました(ジャケットも素晴らしかったし)。







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たまたま、みんな持っていました (通りすがり)
2005-11-17 00:08:57
> Fairport Convention

> 一聴、まるでアメリカのフォーク・ロック・バンドのような

というか、Jefferson Airplane の 1st へのイギリスからの

アンサーと考えたほうが理解しやすいかと思います。

(そう、勝手に解釈しています)



Ashley Hutchings には、On Seeing Grace Slick

なんて曲もあります。



> Full House

うちにあるのは、日本フォノグラフから出たもので、

解説は、中村とうよう氏です。いつのでしょう ?



> Moat On The Ledge

手持ちは、SPRIGGAN というドイツ(?) のレーベルから

1983年のリリースです。

ライナーがドイツ語なのでお手上げです。

メンバーに、1st にいた Judy Dyble が入っていますね。



最終的には、Simon Nicol のバンドで現在に至る、

ということでしょう。



最近、Planesong のアルバムがリイシューされましたが、

Along Comes Mary なんてのをカバーしています。

Iain Matthews って、本当に面白い人です。
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