Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Chase 1971

2018年05月23日 | 60's,70's Rock
1,same/Chase (Epic) 1LP 108円
何を今更のチェイス1971年のファースト・アルバム。
中古レコード屋さんを回っておられる方なら同意をいただけると思いますが、このレコード、今でもどこのお店に行っても必ずといっていいほどそのエサ箱に並んでいて日本で本当によく売れたアルバムなんだなぁとあらためて思います、そして、その在庫を見て気付くのはその90%はCBSソニーからの日本盤なんですね。かく云う私もその昔中古で日本盤を買ったクチ。

1971年というとまだ輸入盤専門店がそこかしこにあった時代ではなく、新譜だとエアメイル入荷とか云って3千円近くしていました、よってフツーの人は何ら迷いなく日本盤を買っていたのですね。

で 時が経ち当方の興味も知識も広がっていく中、このチェイスのファーストも米Epicの最初のプレスはイエロー・レーベル盤だったということを知ってこのイエロー・レーベルが大好きな私はいつしかこれを手にしたいという思いに駆られていました。実際に探し始めたのはそう昔のことではないのですが、米盤でも見るもの見るものレイトプレスのオレンジ・レーベルばかり。そんな中見付かる時っていうのはそういうものなのでしょう、本来の中古盤から見切りられたバーゲン箱で100円! これには逆に力が抜けました(笑)

尚、本国ではwikiによると全米アルバム・チャート22位まで上昇し、26週間チャート・インということですからまずまずのヒット作。

蛇足ながら、71年当時のニュー・ミュージック・マガジンを取り出して見ていたらこのチェイスのファーストはCBSソニーからのEpicレーベル発売第1回新譜の一枚だったのですね。8月21日の発売で同時にリリースされたのが「スライのグレイテスト・ヒッツ」「ソフト・マシーン・フォース」「ミッシェル・ポルナレフ/愛と青春のトルバドール」の計4枚。

で 中身については語りつくされている盤ですし3rd「Pure Music~復活」を取り上げた際に書いているのでここでは略と。

Side A
A1 Open Up Wide
A2 Livin' In Heat
A3 Hello Groceries
A4 Handbags And Gladrags
A5 Get It On
Side B
B1 Boys And Girls Together
Invitation To A River
B2a Two Minds Meet
B2b Stay
B2c Paint It Sad
B2d Reflections
B2e River


Chase



"Open Up Wide" Chase-LIVE (original 1st album band)




Chase "Get It On" LIVE 1971


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4 コメント

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Unknown (uni)
2018-05-23 13:18:45
そんな珍しい盤なのですね。
黒い炎のエンディング 惚れ惚れします。
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Re:Epic (Jahking@管理人)
2018-05-23 19:03:01
いやいや、所詮DUで100円で売られてしまうものですから、誰も欲しがらないそんなものです。
Epicのイエローレーベルはヤードバーズ、ホリーズ、トレメローズ、DC5等々の盤で昔から憧れからの思い入れが大きいレーベルだったりするものですから。
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Chase (woopy)
2018-05-24 08:52:00
お早う御座います。これ持ってましたね、多分ハンターあたりで日本盤で買った記憶あります。当然
黒い炎目当てでしたがM1のイントロ聞いてすげーと言う感じでしたね。この頃のいわゆるブラスロックのバンド、シカゴやTOW,意外と残ってますよねCHASEもあの事故がなければ現役で演奏してたかも。残念です
このYOU TUBEのOPEN UP WIDE生演奏ぽいですがレコードよりテンポだいぶ早いですね、それでいてビルの演奏すごいですね。
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Re:Chase (Jahking@管理人)
2018-05-24 09:21:30
woopieさん、おはようございます。
確かにこの"Open Up Wide"のオープニングは衝撃でしたね。ただその後にTVでバンドの動画見たときにはなんとまぁオッサンの集まりだこと! って驚いたことを記憶します(今見るとそーでもないのですが(笑))。

ビル・チェスはハードヒッターの大御所メイナード・ファーガソン・バンドの出身だけにこんな演奏は実はお茶の子だったのでしょうが、当時は凄いトランペッターの筆頭でしたね。
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