1,Vehicle/The Ides of March (Magic) 1CD 600円
70年の大ヒット"ヴィークル"、あの頃のポップミュージック・ファンなら知らぬ者のいない曲でしょう。その大ヒットをフューチャーしたイリノイ州はシカゴ近郊で結成されたアイズ・オブ・マーチのファースト・アルバム。原盤は米ＷＢですが、入手CDはフランスのMagicからのもので"Veicle"の続編のような"Superman"(これも当時日本で結構流れていましたね、実はこの曲が聴きたくてこのCDを買った次第)他3曲のボートラ付き。
その昔WBのカット盤LPを入手した時の印象は何かまとまりのないアルバムの印象があったのですが、今回CDを入手して久し振りに聴いてもやはりその印象は変わらず、要は"Veicle"が大ヒットしたための急ごしらえのアルバムなのですね、"Veicle"のようなブラス・ロックそのものの曲とブラスの入っていない多分旧メンバーによる録音が混在しているのです。とは云えリード・ボーカルにリード・ギターをとって更にほとんどの曲を書いているJim Peterikの才気は十二分に伝わってきます。この人80年代にサヴァイヴァーを結成して"Eye Of The Tiger"もヒットさせています。今はまたこのアイズ・オブ・マーチを再結成して頑張っているようです(YouTubeに大量に映像がアップされています)。
1. Vehicle
2. Factory Band
3. The Sky Is Falling
4. Home
5. Wooden Ships/Dharma For One
6. Bald Medusa
7. Aire Of Good Feeling
8. Time For Thinking
9. One Woman Man
10. Symphony For Eleanor (Eleanor Rigby)
11.Lead Me Home,Gentry
12.Superman
13.Melody
The Very Best of Moon Martin (Capitol) 1CD 400円
70年代中期にノホホンとしたスワンプ・アルバムをUAから2枚出していたSSWジム・パルト、この人が60年代後半から70年代の頭にかけて組んでいたのが土臭いR&RをやっていたSouthwindなるバンド、記憶ではVentureから1枚、Blue Thumbから2枚のアルバムを残しているはず。このBT盤の1枚目は当時「ブギウギ・カントリー・ガール」のタイトルで日本盤も出ていました（こちらご参照）。
と 前置きが長くなってしまいましたが、このムーン・マーチン、ジョン・マーチンの名でそのSouthwindに参加していたその人だったのです。後年、これを知った時は自分の無知に驚いたなぁ、私はジム・パルトばかりに気が行っていたのですが、ジム・パルトを知らなくてもムーン・マーチンは知ってるでしょ、皆さんは。それほど、ムーン・マーチンは一時期人気ありましたものね。
ということで、ムーン・マーチンに関しては完全な後追いだとバレてしまったわけですが、そのギター・ポップ的なメロディ・メイカーの才には惚れ込んでCapitolでの4枚のアルバムは後追いながら結構聴きまくりました。本CDは79年～82年にCapitolに残されたその4枚から選曲されたベスト盤。もう胸がキュンキュンの美メロ満載のポップンロール、"Cross Your Fingers"には懐かしさも手伝ってもう降参、泣かせてくれます。
1. Hot Nite In Dallas
2. Victim Of Romance
3. Cadillac Walk
4. Bad Case Of Lovin' You
5. Nite Thoughts
6. I've Got A Reason
7. She Made A Fool Of Me
8. Dreamer
9. Hot House Baby
10. Rolene
11. No Chance
12. Five Days Of Fever
13. Signal For Help
14. Pushed Around
15. Love Gone Bad
16. Breakout Tonight
17. Bad News
18. Whispers
19. Cross Your Fingers
20. Paid The Price
21. Don't You Double (Cross Me Baby)
22. Aces With You
70年の大ヒット"ヴィークル"、あの頃のポップミュージック・ファンなら知らぬ者のいない曲でしょう。その大ヒットをフューチャーしたイリノイ州はシカゴ近郊で結成されたアイズ・オブ・マーチのファースト・アルバム。原盤は米ＷＢですが、入手CDはフランスのMagicからのもので"Veicle"の続編のような"Superman"(これも当時日本で結構流れていましたね、実はこの曲が聴きたくてこのCDを買った次第)他3曲のボートラ付き。
その昔WBのカット盤LPを入手した時の印象は何かまとまりのないアルバムの印象があったのですが、今回CDを入手して久し振りに聴いてもやはりその印象は変わらず、要は"Veicle"が大ヒットしたための急ごしらえのアルバムなのですね、"Veicle"のようなブラス・ロックそのものの曲とブラスの入っていない多分旧メンバーによる録音が混在しているのです。とは云えリード・ボーカルにリード・ギターをとって更にほとんどの曲を書いているJim Peterikの才気は十二分に伝わってきます。この人80年代にサヴァイヴァーを結成して"Eye Of The Tiger"もヒットさせています。今はまたこのアイズ・オブ・マーチを再結成して頑張っているようです(YouTubeに大量に映像がアップされています)。
1. Vehicle
2. Factory Band
3. The Sky Is Falling
4. Home
5. Wooden Ships/Dharma For One
6. Bald Medusa
7. Aire Of Good Feeling
8. Time For Thinking
9. One Woman Man
10. Symphony For Eleanor (Eleanor Rigby)
11.Lead Me Home,Gentry
12.Superman
13.Melody
The Very Best of Moon Martin (Capitol) 1CD 400円
70年代中期にノホホンとしたスワンプ・アルバムをUAから2枚出していたSSWジム・パルト、この人が60年代後半から70年代の頭にかけて組んでいたのが土臭いR&RをやっていたSouthwindなるバンド、記憶ではVentureから1枚、Blue Thumbから2枚のアルバムを残しているはず。このBT盤の1枚目は当時「ブギウギ・カントリー・ガール」のタイトルで日本盤も出ていました（こちらご参照）。
と 前置きが長くなってしまいましたが、このムーン・マーチン、ジョン・マーチンの名でそのSouthwindに参加していたその人だったのです。後年、これを知った時は自分の無知に驚いたなぁ、私はジム・パルトばかりに気が行っていたのですが、ジム・パルトを知らなくてもムーン・マーチンは知ってるでしょ、皆さんは。それほど、ムーン・マーチンは一時期人気ありましたものね。
ということで、ムーン・マーチンに関しては完全な後追いだとバレてしまったわけですが、そのギター・ポップ的なメロディ・メイカーの才には惚れ込んでCapitolでの4枚のアルバムは後追いながら結構聴きまくりました。本CDは79年～82年にCapitolに残されたその4枚から選曲されたベスト盤。もう胸がキュンキュンの美メロ満載のポップンロール、"Cross Your Fingers"には懐かしさも手伝ってもう降参、泣かせてくれます。
1. Hot Nite In Dallas
2. Victim Of Romance
3. Cadillac Walk
4. Bad Case Of Lovin' You
5. Nite Thoughts
6. I've Got A Reason
7. She Made A Fool Of Me
8. Dreamer
9. Hot House Baby
10. Rolene
11. No Chance
12. Five Days Of Fever
13. Signal For Help
14. Pushed Around
15. Love Gone Bad
16. Breakout Tonight
17. Bad News
18. Whispers
19. Cross Your Fingers
20. Paid The Price
21. Don't You Double (Cross Me Baby)
22. Aces With You
Victim Of Romance では、あまり気にかけていませんでしたが、
Nick Lowe が
Paid The Price をカバーして再確認した次第です。
ミシェル・フィリップスのあの曲がムーンの曲だと知ったのも随分後になってから。人に書いたり、カバーされたりという曲がさすが稀代のメロディメイカーだけあって相当あるようですね。"Paid The Price"もほんとイイ曲、ニック・ロウのオリジナルかと思うくらいニックに似合った曲ですね。このムーン・ヴァージョンを聴くとどことなくブリンズレイを思い起こします。