
1,same/Zephyr(ABC Probe) 1LP 740円
ジェイムズ・ギャング、ディープ・パープルに加入したことで知られ、その後76年、25歳の若さで亡くなったギタリストが70年前後に組んでいたバンド、ゼファーの69年に出たファーストです。
このバス・ルームをデザインしたジャケット、印象的ですよね、ずーっと気になっていたのですが、実際に入手したのは随分後80年代に入ってBGOが再発したLPででした。ですが、そのバタバタとしたブルース・ロック然としたサウンドは当時の私の音楽趣向には合わずにアナクロとしか思えず永らく忘れておりました。多分同じ頃でしょう、71年にWBから出たセカンド・アルバムも入手したのですが、こちらはうって変わってカントリーっぽさまで感じさせるアメリカン・ロックとなっていてこれはこれでまったくピンと来ずでこちらも殆ど聴かず...でした。
で 先日、この70年にキングから出た日本盤に遭遇してしまい堪らず入手。因みに米Probe盤はダブル・ジャケットだったのですが、このキング盤はシングル・ジャケ、歌詞カードはあるもののライナー・ノーツはナシ。本盤への力の入れ具合がよく判る体裁です。
本当に久し振りに聴いてみました、本盤。当時の印象とは違いこれが結構気に入ったのには我ながら驚き。基本的にはブルース・ロックのバンドなのですが、時としてフォー・ビートになったり変拍子を使ったりジャージーな面も多々。トミーのギターも派手なブルース・ギターだけに留まらず後年のクロスオーバー的なところも見せたり非凡振りを発揮。また、ハモンド・オルガンの人もかなり聴かせるプレイを見せてくれます。ブリブリなベースとジャニスを二廻りくらい小振りにした女性ボーカルはご愛嬌ですけど。
そう云えばと思い出して、以前メチャ安だったので買っておいた「Tommy Bolin Fever」なるBoot-CDシリーズを思い出し引っ張り出してきたら、このゼファーの70年と再結成した73年のライヴ音源が入っていました。Tommy Bolin Archivesなるサイトを見ていたらこの73年の音源は、90年代の終わりくらいに日本でも「ゼファー・ライヴ!」として出ていたのを思い出しました。音質は劣悪ながらこのファーストの路線のエキサイティングな演奏はナカナカです。

ジェイムズ・ギャング、ディープ・パープルに加入したことで知られ、その後76年、25歳の若さで亡くなったギタリストが70年前後に組んでいたバンド、ゼファーの69年に出たファーストです。
このバス・ルームをデザインしたジャケット、印象的ですよね、ずーっと気になっていたのですが、実際に入手したのは随分後80年代に入ってBGOが再発したLPででした。ですが、そのバタバタとしたブルース・ロック然としたサウンドは当時の私の音楽趣向には合わずにアナクロとしか思えず永らく忘れておりました。多分同じ頃でしょう、71年にWBから出たセカンド・アルバムも入手したのですが、こちらはうって変わってカントリーっぽさまで感じさせるアメリカン・ロックとなっていてこれはこれでまったくピンと来ずでこちらも殆ど聴かず...でした。
で 先日、この70年にキングから出た日本盤に遭遇してしまい堪らず入手。因みに米Probe盤はダブル・ジャケットだったのですが、このキング盤はシングル・ジャケ、歌詞カードはあるもののライナー・ノーツはナシ。本盤への力の入れ具合がよく判る体裁です。
本当に久し振りに聴いてみました、本盤。当時の印象とは違いこれが結構気に入ったのには我ながら驚き。基本的にはブルース・ロックのバンドなのですが、時としてフォー・ビートになったり変拍子を使ったりジャージーな面も多々。トミーのギターも派手なブルース・ギターだけに留まらず後年のクロスオーバー的なところも見せたり非凡振りを発揮。また、ハモンド・オルガンの人もかなり聴かせるプレイを見せてくれます。ブリブリなベースとジャニスを二廻りくらい小振りにした女性ボーカルはご愛嬌ですけど。
そう云えばと思い出して、以前メチャ安だったので買っておいた「Tommy Bolin Fever」なるBoot-CDシリーズを思い出し引っ張り出してきたら、このゼファーの70年と再結成した73年のライヴ音源が入っていました。Tommy Bolin Archivesなるサイトを見ていたらこの73年の音源は、90年代の終わりくらいに日本でも「ゼファー・ライヴ!」として出ていたのを思い出しました。音質は劣悪ながらこのファーストの路線のエキサイティングな演奏はナカナカです。

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