Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Blue Cheer - The Tommy Hall Schedule

2009年02月06日 | 60's,70's Rock
1,What Doesn't Kill You/Blue Cheer (Rainman) 1CD 1,050円
ブルー・チアーの一昨年にリリースされた91年以来久々のスタジオ録音盤。
買わねば買わねばと思いつつやっと入手。

メンバーは99年の来日時と同じ
Dickie Peterson (vo,b)
Paul Whaley (ds)
Andrew"Duck"MacDonald (g,vo)
ですが半数の曲でドラムスJoe Hasselvanderなる人。
因みにポール・ウェイリーもデッキーと共にオリジナル・メンバー、ダック・マクドナルドは新加入選手、といっても88年からもう20年もの付き合いの人。

再編後のブルー・チアーはギターも曲もメタル寄りだったこともあって賛否両論ありましたがそんな議論をぶっ飛ばしたのが99年の来日公演だったと思っています。
デイッキー・ピーターソンこそブルー・チアーであることを再認識させてくれました。

その来日公演から約10年後に出た本盤、再編後のアルバムの中では一番ではないかと思える出来という印象。原点回帰とでもいいましょうか、"Babylon" "Out of Focus"といったオリジナル・チアーのあの香りがそこかしこ、更にそれまでの再編作にあった録音に対する不満も本盤では感じられず。原点回帰といってもそれが過去をなぞっているだけでないのは聴いて明らか。

その来日公演盤を肯定的に受け入れた方なら絶対の新作でありました。
ブルー・チアーは「Vincebus Eruptum」「Outside Inside」の2作というのは云うまでもないのですが、約40年も時が経ってもこんな音楽を作っているディッキー・ピーターソン、言葉もありません。



2,same/The Tommy Hall Schedule (Dream Tracks) 1CD 420円
全然知らないCDだったのですが、某中古屋のバーゲン箱でトミー・ホールの名に目が行って購入したもの。
トミー・ホール、あのThe 13th Floor Elevatorsでエレヴェーター・サウンドを決定付けていたジャグを操っていた人。

先ずはこれをご覧ください。ツボというか瓶(これがJug)にマイクを突っ込んで吹いている人がトミー・ホールです。因みにボーカルとギターはかのロッキー・エリクソン。
13th Floor Elevators - You're Gonna Miss Me


で 本盤。てっきり、このトミー・ホールが新バンドを結成したものだと思ったらエレヴェーターズのトリビュート・バンドでした。勿論ジャグ奏者もいます。

My Spaceでバッチリ聴けます。"Earthquake" "Reverberration"のカバーも聴けますしエレヴェーターズに親しんでいる方ならなかなか面白いと思います。

如何にもサイケなオフィシャル・サイトはこちらに。

うちの猫

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