Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Zoot Money's Big Roll Band

2005年10月30日 | 60's,70's Rock
元アニマルズのジョン・ウェイダーに続いてズート・マネーのCDを。

1,As & Bs Scrap Book/Zoot Money' Big Roll Band(Repertore) 1,980円
やっと買いました。買うのならDUが日本仕様で出したのを買おうと思いつつ、高くてなかなか決断がつかぬまま時が過ぎていたのですが、中古でやっと見つけました。
アナログ時代はシングルはおろかLPでさえ入手は困難でアニマルズ時代から好きだったので随分苦労してLPを手に入れたものです(今だ未入手もあり)。はじめて入手したのは米Epic盤の"All Happnings"。これはCD化もされている"Zoot! Live at Klook's Kleek"。その後、未発表のLiveがCD化されたりしていますが、やっぱこのライヴ盤が一番です(その未発表Liveも決して悪くないです)。Zoot
で、本盤はその名の通り、全シングルを収録したもの。もう文句なしのかっこよさです。ボーカルもいいし、オルガンも最高。しかし、いい時代になったものですね、ここに入っているシングル1枚の値段(1枚も買えないか?)で全シングルが聴けるのですから。そう云えば私はリプロのLPで楽しんでいたBig Roll BandのファーストもついにCD化されたようですね。
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5 コメント

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Zoot's Big Roll Band (Gravenites)
2005-11-07 11:45:22
この人のアルバムや45’sのCD化はかなり遅れています。なぜかライブ盤だけが未発表もの二枚、クルークス・クリークで一枚とそちらの方がCD化されて、そしてこのシングル盤中心のがそうですね。

60年代の末に初めてアニマルズ経由で彼の名前を耳にしたとき、その名前-Big Roll Bandとハモンド・オルガンに強く興味を持ち、でも音源を耳にするまで十年以上待ちましたかね。

ニュー・アニマルズで来日もして、ステージでエリック・バードンと煙の中で派手な立ち回りをやってくれたのはTVで観ました。1968年の話です。

コロンビアからのファーストはスタジオ録音ですが、名盤です。今回のCDと同じくらいのエッセンスが詰まっています。二年ほど前ドイツのRock In Beatレーベルからブートとのギリギリで音盤起こしで出ました。

その他、未CD化ではユニオンの関係でアメリカでボーカルだけで参加した”Welcome To My Head”(ジム・ゴードンがバック)、さらにポリドールやCBS系列からのとか、1982年にマイナー・レーベルから出た”Mr. Money”、以上はまあ聞いたのでいいのですが、1984年にはビッグ・ロール・バンドの名義で新録も出たと噂もあり、ずっと気になっています。

65年頃からのビッグ・ロール・バンドのメンバーも後のポリスとかすごい連中が揃っていました。短命だったのが惜しまれます。同時期のジョン・メイオールよりもバンドとしては凌いでいたでしょう。

ところでジョ-ジー・フェイム、アラン・プライスとこのズート・マニーは同じプロダクションに属し、どれもブラスを入れたR&Bやジャジーな演奏と歌を得意としていましたが、芸名にせよ、名前がすごいですね。Money, Fame, Priceですよ。中でもジョージー・フェイムが46年以上とコンスタントに一番長く続いており、実績は一番だと思われます。

ここにあるのはTV出演の写真!クラブ・サーキットだけでなかった事がここで証明されましたが、ヒット曲というと”Big Time Operator”のみ。それでもTVに出れると言う事は、当時のR&Bブームのあおりを食ったのでしょうか。

B3オルガン奏者ズートのアクの強さは同業のグラハム・ボンドに通じる。あの頃のイギリスのR&B,ジャズ、ブルーズ・シーンまでタイム・マシーンに御願い。

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re:Zoot's Big Roll Band (通りすがり)
2005-11-08 23:29:17
私は、全くの門外漢ではありますが、

興味はありますので、

(最近リリースされたらしいのですが)

以下のものは、どういった類のものでしょうか ?



http://diskunion.net/rock/detail.php?goods_id=0412RK400

http://diskunion.net/rock/detail.php?goods_id=0413RK1844
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遅レスご容赦 (Jahking@管理人)
2005-11-11 22:38:04
風邪をこじらせPCも開けられず、間の抜けたタイミングでのコメントとなってしまいました。すいませんです。



で、私の「ズート体験」もニュー・アニマルズでの来日です。まだハナタレ小僧だった頃ですので公演は見れませんでしたが、TV出演はしっかり見ております。

フジテレビで土曜日の昼間にやっていた「ビートポップス」。この時に演奏したのは”San Franciscan Nights”と"River Deep Mountain High"。エリックは気に入ったとかで日本の詰襟学生服を着ていまして、当時のML編集長の星加ルミ子さんのメンバー紹介&インタビューもありました。その際、Zootに弾いているのはピアノ? オルガン? と聞いて彼は”Electric Fender Piano”と答えていたのを何故か覚えております。

そしてTBSで平日の朝、毎日放送していた「ヤング720」にも出演していてこの時に演奏したのは"Sky Pilots"。この曲の中間にある戦闘場面でスモークが焚かれ善役のエリックと悪役のズートが大立ち回りを演じエリックはマイクスタンドでズートをコテンパンにしてました、ボロボロになった(勿論演技ですが)ズートはピアノに手だけ乗せて寝ながらこの曲のPart-2のイントロを弾き出したというのを鮮明に覚えております。そんなことでこの曲は10分近く演ったのではないでしょうか。(確かこれは数ヶ月後に再放送もあったと思います)

と、話のズレついでに、この来日の際ベースは誰が弾いていたのだろうという疑問があります(TVは見ていたもののここの記憶はまるでないのです)。このメンバーでの唯一のアルバム”Love Is”ではズートが弾いているとのクレジットです。ジョン・ウェイダー、アンディー・サマーズはギター本職だし、実際弾いていたような気がするし...。ベース・レス? ズートが足で? 曲によってアンディーが? 実は永年の疑問です。

下記に来日時のMLの掲載記事を載せています。

http://jahking2.hp.infoseek.co.jp/anima1968.htm



で、通りすがりさんが貼っていただいた2枚のCDですが、1枚目はColumbia原盤のBig Roll Bandのファースト・アルバム。ボーナスの10曲のうち9曲までは今回取り上げた"As & Bs Scrap Book"とダブります。

で、もう一枚のCastle盤は上記でGravenitesさんも書かれていたIndigoからでた2枚の未発表ライヴに更に3曲加えたものです。これでこの一枚分の価格ですから流石Castleですね。
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Zoot Money (Gravenites)
2005-11-13 05:05:15
Jahkingさん、さすがに克明にズート・マニーの来日時のことを覚えてらっしゃいますね。そうです、確かTVスタジオでもやっていました。しかし彼らの公演を仕切っていたのが組関係だったので、楽器が入らない、かつギャラが合わない小さめなディスコの仕事をすっぽ抜かして帰国しました。その辺の顛末もエリック・バードンがミュージック・ライフで発言しています。

ズートはハモンドよりローデスの電気ピアノを日本に持ってきたのは、かさの問題でしょうが、彼はそれ以来そのエレピをよく使ってました。

日本でのベースはジョン・ワイダーだと踏んでいますが、どうでしょうか。レコーディングの時はズートが弾いていたのは事実です。彼はアクースティック・ギター、グランド・ピアノも弾きます。スタジオ・ミュージシャン、バック・アップ・ミュージシャンとしてもかなりのものを持っている人ですよね。

通りすがりさんのユニオンからのは、まだ最近発売された彼らのファースト・アルバムですね。レコード・コレクター誌でも紹介されたのを先週読みました。海賊盤CDやアナログ盤を持っていても音質の面で買う必要があります。
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Re:Zoot Money (Jahking@管理人)
2005-11-13 11:18:54
夜逃げ同然に楽器も置きっぱなしで帰国してしまったアニマルズ。はて、その楽器はその後どうなったのだろうとあらぬ心配というか疑問を持って早30年という感じですが、無事手元に戻ったのでしょうかね。



ベースの件ですが、自分で永年の疑問とか云っておいて何なのですが、来日時(と思われる)写真をつらつら良く見てみると...



http://jahking2.hp.infoseek.co.jp/anima1968.htm



1,ヘッドがジャズベかプレシジョンっぽい形状の楽器をいかにもベースっぽくアンディが抱えている(とくに右手の置き方)。この時、ジョンはレス・ポールを持っている。



2,アンディ自身はリッケンバッカーのギターを抱えてはいるが、後方に上記機種と思われるベースらしきヘッドの楽器が立て掛けてある。



はて、真相は..。



久し振りに"Love Is"聴いてみました。当時はまったく気にならなかったのですが、ギター二人の聞き分けとか、はて”To Love Somebody”の女性ボーカルは誰? とか結構また興味が沸いて来たりして...。聴きなれたアルバムでもたまに聴き返してみると面白かったりしますね。

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