読書ペースが落ちておりました。
おかげで読みたい本が溜まってまいりましたよ。

「うそうそ」
畠中 恵
新潮文庫
うーん・・・。
ちょっとまわりくどいなあと思った。
でもすごく丁寧に若だんなの苦悩が描かれていて、
そういう話と見れば、ありはありだね。
人はみんないろんな悩みを抱えてて、
他人から見たら、全然たいしたことないことでも
すごくすごく大きなことなのだよね。
今回はいつもの妖怪があんまり出てこないし、
仁吉と佐助もそんなに出てこないけど、
いちばん最後の天狗とのやり取りが
とっても親バカで、こういうとこをもうちょっと見たかったなあ。
んで、テレビの最後の方は観たのだけど、
ラストちょっと違うのだねえ。
お比女ちゃんの女々しさがちょっと・・・。
お前、千年以上生きててそれ?という気もする。
やっぱり周りにちゃんと教えてくれる人や、
間違えたらたたいてくれるくらいの人がいないとだめなんだな。
短編のがおもしろい。
と思いましたよ。