フライトログ No.122 大洋横断紀行(奇行) インド洋編 FAJS-YPPH

今回は南アフリカ航空が運航するSA280便で西オーストラリア州の州都、パースまで行きたいと思います。
ヨハネスブルグ出発は19:25(現地時間21:25。パース到着は04:55(現地時間12:55)で、ブロックタイムは9時間30分となる予定です。尚、両都市には6時間の時差があり、パースの方が6時間進んでいます。
※記事中に表記されている時刻は括弧内の時刻表記を除き全てUTC(世界標準時)に統一して表記しております。今回はヨハネスブルグがUTC+2:00、パースはUTC+8:00です。


今回はA340-300で運航します。
C38席、Y215席、計253席の2クラス編成です。

ルートはこちら。

今回も一択ルートです。


以下フライトインフォメーション
区間:O・R・タンボ国際空港(O.R. Tambo International Airport/OR Tambo Internasionale Lughawe) FAJS/JNB-----パース空港(Perth Airport) YPPH/PER
便名:SA280
使用機材:Airbus A340-313X(ZS-SXC)
(アドオン:Overland(SMS) 世界のエアライン)
搭載燃料:182,075lbs
総離陸重量:523,736lbs
予定ブロックタイム:9時間30分
出発スポット:E9番スポット
巡行速度:M0.82
巡航高度:35,000ft
飛行距離:4521nm
代替空港:ピアース空軍基地(RAAF Base Pearce) YPEA/---
飛行ルート:FAJS-(SID)-APDAK-(UQ48)-AVAVA-(UZ8)-RBV-(UQ5)-GEVIS-(Direct)-3240S-(Direct)-3445S-(Direct)-3550S
-(Direct)-3655S-(Direct)-RAXES-(G451)-SUNKI-(Direct)-3880S-(Direct)-3885S-(Direct)-3790S-(Direct)
-3695S-(Direct)-35S00-(Direct)-34S05-(Direct)-33S10-(Direct)-STUGE-(Direct)-WAVES-(STAR)-YPPH

天候はこんな具合

ヨハネスブルグ付近


パース付近

良好ですね。

200hpa風向速図


オーストラリア周辺はこんなかんじ

100kt前後の追い風。


ただ今18:49(20:47)、あと6分程で搭乗開始です。
O・R・タンボ国際空港(ヨハネスブルグ)の天候は
風:050@17kt
視程:20nm
天候、雲:快晴(Sky Clear)
気温:10℃
高度計規正値(QNH):3021
使用滑走路:03R/Lだとのこと。


右側には南アフリカ航空のA319が、


左側には同じく南アフリカ航空のB737-800が駐機中。


BAのB747-400。


ヴァージン・アトランティックのA340-600もいます。


AirLinkの機体とオールホワイトのB737-300(?)


南アフリカ航空のA340-300が離陸。ロンドン、ヒースロー行きです。


もう少しアップで。


ケープタウン行きのB737-800。


エアフランスのB777-300ERが降りてきました。

こちらも出発します。
というわけで定刻どおり、19:25(21:25)にプッシュバック。



折角の4発機なので1基づつ起動。


RWY03Lからの離陸となります。


パタパータ・・・暗いですね。


ロングホール向けの機材たち。


MangoのB737-800が降りてきました。


前方をBAのB747-400がタキシング中。


イベリア航空のA340-300もいますね。


離陸滑走を開始。


イベリア機がラインナップ。


続いてこちらもラインナップします。


いきますよー。


2300m程滑走してもまだ110kt。早くしてくれ・・・


VR。

というわけで19:40(19:40)にテイクオフ。
SIDはAPDAK THREE ALPHA DEPARTURE、TRANSITIONはAPDAKです。



すごく・・・重いです・・・


しょきじょーしょー

Johannesburg(JSV) VOR/DMEから5.5nmの地点で方位101度へと旋回。


全然上がれません。

そしてWaterkoof(WKV) VORTACのR152のコースを飛行し、APDAKへと向かいます。


分かっているとはいえ、残燃料予想が0だと寂しいですね。

離陸から21分後の20:01(22:01)に巡航高度35000ftに到達。


これから強い追い風を受けることを考えると積み過ぎでしたかね。


旅はまだまだ始まったばかり。


リチャーズベイにあるリチャーズベイ空港。


ガンマ値補正。


リチャーズベイの街。


長い長いインド洋横断が始まります。


南側が薄らと明るくなっていますね。


月が出てきました。


月とA340と。


もうすぐ日の出。


恒例。

22:53にMauritius(モーリシャス)コントロールへとハンドオフ。


FSXの太陽は主張が激しいですよね。


23:54に日の出。


仏領南方・南極地域にあるアムステルダム島。空港はありませんが、人が住んでいる様です。


こちらはその南方にあるサンポール島。

00:24にMelbourne(メルボルン)コントロールへとハンドオフ。


4本のコントレール。


いよいよ終盤へと差し掛かってきました。


燃料、入れ過ぎでした。30000lbs弱降ろしてステップクライムを実施、最終的にFL390ないし410まで上がれば丁度良かったですね。


間もなく降下開始です。


オーストラリア大陸が見えてきました。


パース発ヨハネスブルグ行きのSA281便を発見。

03:45(11:45)にWAVESの85nm手前から降下を開始。
STARはWAVES TRANSITIONのWAVES SIX ALPHA ARRIVALです。



ちょいと急ぎ目で降下。


間もなく着陸。

今回はILSアプローチでRWY21へ着陸します。

パース空港(パース)の天候は
風:272@13kt
視程:20nm
天候、雲:快晴(SkyClear)
気温:31℃
高度計規正値(QNH)2997
使用滑走路:21だとのこと。クロスウインド・・・・


空港へ向け旋回。眼下に見えるのはピアース空軍基地。


LOCと会合。


1500ft辺りでかなり激しい揺れに遭い、APでは立て直せなくなったので1200ftでAP、A/T共に解除。


1000ft。こりゃひどいです。ターゲットアプローチスピードは157kt、燃料が余りまくっているのでかなり速め。


500ft


300ft


200ft


50ft


04:09(12:09)にタッチダウン。降下率の事は特に意識せず、とにかく素早く確実に降ろすことを頭に入れたうえでの結果。



(恐らく)パネルの不具合でオートブレーキが作動せず、フルリバース。


減速完了。リバーサー、スピードブレーキのみでの減速だったので結構な距離を使いました。


51番スポットへのタキシングを指示されました。


前回訪問時から時間が経っていないので新鮮味が皆無です。別に構いませんが。


カンタスのA330-200がラインナップ中。


離陸していきました。


RWY03/21を横断。


なんだかんだでA330多いですね。


国内線ターミナル。


SkywestのF100。あれ・・・なんだか後ろの雰囲気が違う・・・。
今気づきました。オセアニアのAFCADをアクティブにするのを忘れていました。(つまりこれはデフォの空港)


51番スポット。


QantasLinkのB717。


B717がアプローチ中。


カンタスのA330-200が離陸。


もう少しアップで。


右側も、


左側もお留守です。


というわけで定刻より34分早い04:21(12:21)にスポットイン。
お疲れ様でした。




編集降機というか裏話というか
というわけで今回は南アフリカ共和国最大の都市、ヨハネスブルグからオーストラリア　西オーストラリア州の州都、パースまで飛行いたしました。
A340-300の使用はNo.100以来、パースへのフライトはNo.111以来です。

今回はヨハネスブルグ-パースという比較的マイナーな長距離(?)路線を飛行しました。
大して需要が無さそうにも思えますが、それなりにお客さんはいるようです。
基本的にはA343でデイリー運航、そしてたまにA346が充当されており、7・8月はダブルデイリーになるので中々侮れません。
確かにオーストラリアからアフリカ南部へ行くにはヨハネスブルグ経由で行くのが一番早いですが、あくまでパースですし・・・
色々と謎な路線です。

ちょいと早いですがいつもの







接地。こういう時に限ってセンターを保持できるという。


RWY21エンドから。




豪快に接地。


RWY21側から。


接地。


このアングルは結構好みです。


またしょーもない物を作りましたよ。

今回のレーダーベクター。

普通。きわめて普通。

最後にFsPのリザルト。

しかしまあ盛大に接地してしまいましたね。

さて、次回のフライトは11/13(火)に飛ぶ予定です。
では、失礼します。

累計ブロックタイム:約390時間45分(16日と6時間45分 秒は切り捨て)
累計飛行距離:約153,033nm(約283,417km) 赤道上を飛行したとして7.07周分(赤道上の地球の周囲を40,075.017kmと仮定)
1フライトあたりの平均ブロックタイム:3時間20分23秒
1フライトあたりの平均飛行距離:1,308nm(約2,422km)

上記の累計・平均の値は、全121フライトの中からブロックタイム・飛行距離が記されていない4フライトを差し引いた計117フライトを元に算出されています。




区間:O・R・タンボ国際空港(O.R. Tambo International Airport/OR Tambo Internasionale Lughawe) FAJS/JNB-----パース空港(Perth Airport) YPPH/PER
便名:SA280
使用機材:Airbus A340-313X(ZS-SXC)
(アドオン:Overland(SMS) 世界のエアライン)
搭載燃料:182,075lbs
残燃料:51,879lbs
総離陸重量:523,736lbs
予定ブロックタイム:9時間30分
実際のブロックタイム:8時間56分
フライトタイム:8時間30分
地上滞在時間:26分
離陸～巡航までの時間:21分
巡航時間:8時間8分
降下～着陸までの時間:24分
総タキシング距離:5.52km(ヨハネスブルグ:2.30km/パース:3.22km)
出発スポット:E9番スポット
到着スポット:51番スポット
巡行速度:M0.82
巡航高度:35,000ft
飛行距離:4521nm
代替空港:ピアース空軍基地(RAAF Base Pearce) YPEA/---
飛行ルート:

FAJS-(SID)-APDAK-(UQ48)-AVAVA-(UZ8)-RBV-(UQ5)-GEVIS-(Direct)-3240S-(Direct)-3445S-(Direct)-3550S
-(Direct)-3655S-(Direct)-RAXES-(G451)-SUNKI-(Direct)-3880S-(Direct)-3885S-(Direct)-3790S-(Direct)
-3695S-(Direct)-35S00-(Direct)-34S05-(Direct)-33S10-(Direct)-STUGE-(Direct)-WAVES-(STAR)-FAJS


Departure spot:E9

Brockout time:19:25(Local time:21:25)

Taxing root:D-A-RWY03L

Takeoff Runway:03L

Airborne time:19:40(Local time:21:40)

SID:APDAK THREE ALPHA DEPARTURE
TRANSITION:APDAK TRANSITION


STAR:WAVES SIX ALPHA ARRIVAL
TRANSITION:WAVES TRANSITION


Approach style:ILS(Instrument Landing System)
Landing Runway:21


Touch down time:04:09(Local time:12:09)

Taxing root:M-A-L4-L2-C3-T-Spot51

Spotin time:04:21(Local time:12:21)

Arrival spot:51


Weather

Around Johannesburg


Around Perth


200hpa wind speed and direction map



O・R・タンボ国際空港(ヨハネスブルグ)
風:050@17kt
視程:20nm
天候、雲:快晴(Sky Clear)
気温:10℃
高度計規正値(QNH):3021
使用滑走路:03R/L

パース空港(パース)
風:272@13kt
視程:20nm
天候、雲:快晴(SkyClear)
気温:31℃
高度計規正値(QNH)2997
使用滑走路:21