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フライトログ No.155 栄光の001便 第6回~トルコ航空篇~ LTBA-KJFK

2013年09月24日 08時17分48秒 | FSX フライトログ 北米着


こんにちは。
トルコ航空のエースナンバーはやはりJFK線です。機材はもちろんフラッグシップであるB777-300ER。文句のつけどころがありません。
が、上空でもそろそろ秋の足音が聞こえる季節、西行きの便の敵といえばもちろん偏西風です。
高高度では100ktオーバーの風が吹くエリアもゴロゴロ出てきており、事前のプランニングには気を使います。風を避けて遠回りか、それとも突っ込んで一気に抜けるか、迂回しても定刻通りに着ける見込みがあるのか。プランニングのセンスが問われる時期でもあるかと思います。
今回はトルコ航空が運航するTK001便でジョン・F・ケネディ国際空港へ飛びたいと思います。



今回はトルコ航空が運航するTK001便で世界最大の都市のひとつ、ニューヨークまで行きたいと思います。
イスタンブール出発は10:15(現地時間13:15)。ニューヨーク到着は20:50(現地時間16:50)で、ブロックタイムは10時間35分となる予定です。尚、両都市には7時間の時差があり、ニューヨークの方が7時間遅いです。
※記事中に表記されている時刻は括弧内の時刻表記を除き全てUTC(世界標準時)に統一して表記しております。今回はイスタンブールがUTC+3:00、ニューヨークはUTC-4:00です。



今回はB777-300ERで運航します。
C28席、Y309席、計337席の2クラス編成です。

ルートはこちら。

200hpaの風向速図を見て悩んで決めた結果です。本当は大西洋横断の終盤をもう少し南寄りに飛ばしたかったのですが、あまり迂回しすぎると反って最短距離で飛ぶよりも時間が掛かってしまうのでほどほどにしました。


以下フライトインフォメーション
区間:アタテュルク国際空港(Ataturk International Airport/Atatürk Havalimanı) LTBA/IST ----- ジョン・F・ケネディ国際空港(John F. Kennedy International Airport) KJFK/JFK
便名:TK001
使用機材:Boeing 777-3F2/ER(TC-JJJ)
(アドオン:Project Opensky / B777-300ER)
搭載燃料:190,230lbs
総離陸重量:602,360lbs
予定ブロックタイム:10時間35分
出発スポット:221番スポット
巡行速度:M0.84
巡航高度:LTBA-(34,000ft)-DIBAG-(36,000ft)-4830N-(38,000ft)-KJFK
飛行距離:4505nm
飛行ルート:LTBA-(SID)-FENER-(UL610)-VADEN-(L615-)DOLAP-(UL615)-VEBAR(-UY88)-SPL-(UM730)-TOP-(UP860)-TIS-(UN460)-SIVIR-(DCT)-4610N-(DCT)-
4715N-(DCT)-4820N-(DCT)-4825N-(DCT)-4830N-(DCT)-4835N-(DCT)-4840N-(DCT)-4645N-(DCT)-4550N-(DCT)-JAROM-(N46E)-WHALE-(STAR)-KJFK


天候はこんな具合

イスタンブール周辺。


ニューヨーク周辺。


イスタンブールは良好。ニューヨークは降雨の可能性があるそうです。風もちょっと強いですね。
離陸はRWY35R/L、着陸はRWY22Lまたは13Lになるかと思います。

200hpa風向速図

離陸から3時間半後の予報。


離陸から6時間半後の予報。大西洋上の風はもちろんですが、出発直後の向かい風も気になります。


ただ今09:40(12:40)、あと5分程で搭乗開始です。
アタテュルク国際空港(イスタンブール)の天候は
風:360@5kt
視程:20nm以上
天候、雲:幾つかの雲(Few clouds) 高度2000ft、散在する雲あり(Scattered) 雲底高度3500ft
気温:22℃
露点温度:7℃
高度計規正値(QNH):3003
使用滑走路:05・35R/Lだそうです。


右側にはACTのA300B4Fが


左にはカタール航空のA321が見えました。その後ろにはシンガポール航空の777も見えますね。


トルコ航空のA333。


アナドル氏。


トルコ航空のA321。


A333が出発。


続いてA321も出ます。


離陸。


いってらっしゃいまし。


続いてA321も上がります。


搭乗を始めます。


当たり前ですがトルコ航空でした。


国旗からもお分かりいただけるかと思いますがベラルーシのBELAVIAのB733。


滑走。


タワーから。アゼルバイジャン航空の向こう側にいる機体、気になります。


トルコ航空のB737-900ER。やっぱり長いです。


PBBを外して


出発します。

というわけで定刻通り、10:15(13:15)にプッシュバック。



回頭。


順調にプッシュバック。


どうもっす。


パターパター。


今回はRWY35Lから離陸します。


シンガポール航空のB777-200ER。


エジプト航空のA320に


ルフトハンザのA321もいます。


RWY17L/35Rを横断。


ラインナップ。


行きます。


VR。

ラインナップ時になぜかマウスヨークが強制的に中立位置に固定されたのでガックガクです。

というわけで10:28(13:28)にテイクオフ。
SIDはFENER ONE DELTA DEPARTURE、TRANSITIONはFENERです。



結構な角度で上昇。


どんどん上がっていきます。


雲は少なく、風も弱いので特に問題なく上がっていきます。


レフトターン。


勘で旋回しましたが結構良い感じにコースへ乗れました。


さらばイスタンブール。


右側には黒海が広がります。


最近FSXでスカッと晴れている景色を見たことがないです。

離陸から13分後の10:41(13:41)に巡航高度34000ftへ到達。

10:45にVarna(ヴァルナ)コントロール、10:51にSofia(ソフィア)コントロールへとハンドオフ。


トルコを拠点とするSunExpressのB757-200。


良い塗装です。

11:16にBelgrade(ベオグラード)コントロール、11:36にはZagreb(ザグレブ)コントロールへとハンドオフ。


なんとか枠内に一部を捉えたMIDEXのB747F。


結構起伏がありますね。


左側にはアドリア海が見えます。


アドリア海沿岸にあるスプリト空港。


SASがいました。


MEAのA321。


再びMEAのA321。

12:06にMilan(ミラノ)コントロールへとハンドオフ。


長靴を横断して、


地中海をかすめて更に西へ向かいます。。


イタリアのジェノヴァ空港。


いろいろいます。それにしてもDHLはよく目立ちますね。

12:51にMarseille(マルセイユ)コントロールへとハンドオフ。


アルプス山脈。


jet2の737。


リヨン空港。


やはりエアフランス系列が多いです。


リヨン。

13:14にBordeaux(ボルドー)コントロールへとハンドオフ。


ちょうど自分が飛んでいる高度に薄い雲が張っていました。

13:25にDIBAGをヒット。36000ftへ上昇しました。


大西洋が見えてきました。

13:38にBrest(ブレスト)コントロールへとハンドオフ。


いよいよ大西洋横断です。

そして順調に飛行し、14:14にShanwick(シャンウィック)コントロール、16:22にGander(ガンダーコントロールへとハンドオフ。同時に4830Nをヒットして38000ftまで上昇。
18:15にはNew York(ニューヨーク)コントロールへとハンドオフ。


セーブル島です。

19:20にMoncton(モンクトン)コントロールへとハンドオフ。


大西洋横断もいよいよ終盤です。

19:59にBoston(ボストン)コントロールへとハンドオフ。


ケープコッド湾付近。

20:25(16:25)にSandy Point(SEY) VOR/DMEの25nm手前から降下開始。
STARはSEY TRANSITIONのPARCH ONE RNAV ARRIVALです。



順調に降下します。眼下に見えるのはロングアイランド湾。

今回はILSアプローチでRWY13Lへ着陸します。

ジョン・F・ケネディ国際空港(ニューヨーク)の天候は
風:170@16kt
視程:20nm以上
天候、雲:幾つかの雲(Few clouds) 高度2000ft・5200ft・6400ft・8000ft
気温:23℃
露点温度:18℃
高度計規正値(QNH):2980
使用滑走路:04R/L・13R/Lだそうです。お願いなんでRWY22R/Lを使わせてください。


元々RWY22Lに降りる予定で降下を始めたのでちんたら降りていきます。


地上から。


良い感じで雲があります。


テターボロ空港。ジェネアビしか使わない地方空港ですが滑走路が2本あります。


LOCと会合するためにファイナルターン前方にはマンハッタンが見えます。


1000ft。ターゲットアプローチスピードは139kt。



800ftでAP解除。


500ft。



200ft。



50ft。


20:58(16:58)にタッチダウン。※既に8分遅れています。

降下率なんて気にしてる場合じゃないです。フレアなんて必要最低限です。


フルリバース。


脱出します。


F3番スポットへのタキシングを指示されました。よりによってこんな時に・・・


さっさと行きましょう。


エアベルリンのA333。


私達が降りるときに滑走路横で待機していたAAのB762。


エアリンガス。


おなじみBAのB747。


イベリアのA346。


切れてますがアトラスのB744BCFかBSDFか。


ブリュッセル航空のA330。


ジェットエアウェイズのA330-200。


カタール航空の77W。


フィンエアのA333。どこの会社もフラッグシップですね。


AAの762。


763。762と比べて随分と印象が違うのは気のせいです。


ロイヤル・エア・モロッコ....でしょうか?


アエロメヒコのB738。こちらは便数が豊富なので機材は小さいです。


こちらがF3です。


また見えません。


暫定措置。


ジェットブルーのA320。


カリッタエアのB747-200Fでしょうか。


デルタの757が上がります。


右側にはルフトハンザのA330-300。


左側には誰もいませんでした。


というわけで定刻より22分遅い21:12(17:12)にスポットイン。
お疲れ様でした。




編集降機というか裏話というか
今回はトルコ最大の都市、イスタンブールにあるアタテュルク国際空港から世界最大の都市のひとつ、ニューヨークにあるジョン・F・ケネディ国際空港まで飛行いたしました。
B777-300ERの使用はNo.148以来、ニューヨークへのフライトはNo.140以来です。


というわけで、また001便です。
最短距離では風の条件が悪く、北へ逃げたらもっと悪くなるということで南へ行った結果、やはり遅れてしまいました。
そして今回飛んで改めて感じました。PMDGの777要らないですね。

地上支援はAA。


タワーから。


滑走路の延長線上にある建物の屋上から。






滑走路脇から。





どうぞ。


離陸もありまっせ。

レーダーベクターはこんな感じ。

普通ですね。ベクター直後に南へ飛んでいるのは04Rへの着陸も検討したためです。

そして久々のFsP。

降下率はしょうがないですね。他はよくやったとおもいます。

さて、次回のフライトは9/24(火)に飛ぶ予定です。
では、失礼します。

累計ブロックタイム:約592時間55分(24日と16時間55分 秒は切り捨て)
累計飛行距離:約242,236nm(約448,621km) 赤道上を飛行したとして約11.19周分(赤道上の地球の周囲を40,075.017kmと仮定)
1フライトあたりの平均ブロックタイム:3時間57分10秒
1フライトあたりの平均飛行距離:1,615nm(約2,991km)

上記の累計・平均の値は、全154フライトの中からブロックタイム・飛行距離が記されていない4フライトを差し引いた計150フライトを元に算出されています。




区間:アタテュルク国際空港(Ataturk International Airport/Atatürk Havalimanı) LTBA/IST ----- ジョン・F・ケネディ国際空港(John F. Kennedy International Airport) KJFK/JFK
便名:TK001
使用機材:Boeing 777-3F2/ER(TC-JJJ)
(アドオン:Project Opensky / B777-300ER)
搭載燃料:190,230lbs
残燃料:30,070lbs
総離陸重量:602,360lbs
予定ブロックタイム:10時間35分
実際のブロックタイム:10時間57分
フライトタイム:10時間30分
地上滞在時間:27分
離陸~巡航までの時間:13分
巡航時間:9時間44分
降下~着陸までの時間:33分
総タキシング距離:5.69km(イスタンブール:2.02km/ニューヨーク:3.67km)
出発スポット:221番スポット
到着スポット:F3番スポット
巡行速度:M0.84
巡航高度:LTBA-(34,000ft)-DIBAG-(36,000ft)-4830N-(38,000ft)-KJFK
飛行距離:4505nm
飛行ルート:

LTBA-(SID)-FENER-(UL610)-VADEN-(L615-)DOLAP-(UL615)-VEBAR(-UY88)-SPL-(UM730)-TOP-(UP860)-TIS-(UN460)-SIVIR-(DCT)-4610N-(DCT)-
4715N-(DCT)-4820N-(DCT)-4825N-(DCT)-4830N-(DCT)-4835N-(DCT)-4840N-(DCT)-4645N-(DCT)-4550N-(DCT)-JAROM-(N46E)-WHALE-(STAR)-KJFK


Departure spot:221

Brockout time:10:15(Local time:13:15)

Taxing route:G-D-FIHP1-B12-A6-RWY35L
Takeoff Runway:35L


SID:FENER ONE DELTA DEPARTURE
TRANSITION:FENER TRANSITION


STAR:PARCH ONE RNAV ARRIVAL
TRANSITION:WHALE TRANSITION


Approach style:ILS(Instrument Landing System)
Landing Runway:13L


Taxing route:ZA-YA-E-A-TA-NC-A-N-SpotF3
Arrival spot:F3

Blockin time:21:12(Local time:17:12)


Weather

Around Istanbul


Around New York



200hpa wind speed and direction map

3.5hrs after departure


6.5hrs after departure

アタテュルク国際空港(イスタンブール)
風:360@5kt
視程:20nm以上
天候、雲:幾つかの雲(Few clouds) 高度2000ft、散在する雲あり(Scattered) 雲底高度3500ft
気温:22℃
露点温度:7℃
高度計規正値(QNH):3003
使用滑走路:05・35R/L

ジョン・F・ケネディ国際空港(ニューヨーク)
風:170@16kt
視程:20nm以上
天候、雲:幾つかの雲(Few clouds) 高度2000ft・5200ft・6400ft・8000ft
気温:23℃
露点温度:18℃
高度計規正値(QNH):2980
使用滑走路:04R/L・13R/L

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2 Comments

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LTBA-KJFK (Nove)
2013-09-28 23:17:54
 今回も着陸は13Lでしたか。 風が舞っていて大変だった様ですが見事な接地でした。
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Unknown (JA754A)
2013-09-30 07:00:37
Noveさん、こんにちは。
FSXの管制官は風向きがよくてもなかなか22R/Lを使わせてくれませんね。
北東から入ってくる大西洋便は南風の時は22Lに降りたほうが楽なのですが、そもそも使わせてくれないのでこればかりは文句が言えません。

動画を見返してみると接地直前は横風18ktと結構キツかったようですね。
飛ばしていて流されている様にはあまり感じませんでしたが・・・
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