タイタニック号

今日は終日、自分の席に着くことはできなかったんです。朝からず～っと会議室に入りっきりで仕事をしていたため、ぐったりなんです。先ほど家に帰って友人からのメールを受信したら、「タイタニック号じゃないけれど、網走からオーロラ号に乗って流氷を見てきたよ～！天気も良くて斜里岳・知床半島もくっきり見えたし、流氷もたくさん見れて感動しましたよ。大自然って素晴らしい！やみつきになりそう…。」っていうコメントと写真が添付されていました。いいな～ぁ！タイタニック号みたいに氷山にぶつかって沈没してしまえ～って言いたいくらいだよ！

名古屋では桜が開花し、今日も汗ばむ陽気だったのに網走は流氷が押し寄せているんですね～。北の国は、まだ真冬なんですね～ぇ！でも、地球の温暖化はドンドン進んでいるし、流氷も年々少なくなっているらしいのです。
ところで、地球が温暖化して北極の氷が溶けると海水の量が多くなり、海水面が上がって海抜の低い地域は浸水するって言われているよね～ぇ。これは、北極の氷は氷山と同じように海に浮いているんだから、タイタニック号がぶつかったように浮いて見える氷は少ないけれど、その下に膨大な氷があるため温度が上がってこの氷が溶けると、海水の量が多くなるっていう話しらしいのですが・・・。

でも、ちょっと待って！「水に浮いたものの重さは、それが水の中にある部分の体積の水と同じ重さである」っていう物理、どっかで聞いた覚えがあるよね。そう、あのアルキメデスの原理なんですよぉ！
と言うことは、氷がとけると元の水に戻るんですよね。当たり前の話しですが・・・。その水の体積は氷の下で海面以下の部分の体積なんだから・・・。つまり、氷が溶けても海水面は上がらないってことだよ！

そうなんですよ～ぉ。アルキメデスの原理が正しかったら、地球が温暖化し北極の氷が全部解けたとしても海水面は上がらないんですよ！でも多くの人って、北極の氷が全部溶けたら海水面が上がるって思っているよねぇ。