おはようございます。秋田県横手市の泉谷自動車工業、泉谷です。
最近寒い日々が続きますね。
寒くなると増えるのが車の暖房が効かないという修理です。
その中でも多いのがサーモスタットによる不具合です。
今日はサーモスタットの交換工程を紹介します。
本日、紹介する車両はH8年式・ホンダ、オデッセイです。
まず初めに冷却水(LLC) をラジエータから抜き出します。
サーモスタットを外す際、冷却水がエンジン内部に流れるのを防ぐためです。
その後作業をしやすくするためにサーモスタット周辺の部品を外します。
作業がしやすくなったらサーモスタットをエンジンから外します。
右側が故障したサーモスタットです。
左側にあるのが外したサーモスタット・真ん中にあるのが新品のサーモスタットです。
サーモスタット取り付け後、LLC(冷却水)チャージャーを使って
エンジンに冷却水を注入します。
LLCチャージャーはエンジン内部を真空状態にして、エンジン内部の
細い冷却水の通路までくまなく冷却水を送り込む機械です。
冷却水注入後、エンジンを暖気運転をさせて室内ヒーターが温まるか確認。
水温計の温度が通常の温度を指しているか確認。
エンジン内部の取り付け不良・締め付け不良がないか確認。
最後に冷却水の量が定量に達しているか確認。
『完成です。』
サーモスタット交換の作業工賃は車種により異なりますが4,200円~
サーモスタット代・ガスケット代が1,300円~
合計5,500円~となります。一度お見積もりを!
(有)泉谷自動車工業
TEL 0182-45-4686 まで!
今日も一日事故のない安全な一日でありますように。