私は、もともと神戸空港建設には反対で、今でもミナト神戸を守る会が主導している神戸空港裁判に原告団の一人として署名している。その神戸空港はすでに全貌を現してきた。建設に反対すると同時に、現実的な活用方法も考えなくてはならない。関西空港も第2滑走路の供用が近づいてきている。関西空港をアジアのハブにしようと思ったら、少なくとも同時に使える滑走路が4本はないと無理だ。それにプラスして横風用も2本。私がよく行くNorthWest Airlineのハブとなっているデトロイトはこれくらいの規模だ(地図)。
では、どうするか。神戸空港を第3滑走路と考えればよい。つまり、両空港の間を専用高速船で連絡すればよい。数年前に倒産したK-JETの水中翼船があるはず。あれだと20分ほどで連絡できる。もちろん無料で運行すべきである。そして船の中で入国審査や税関審査をするようなフレキシビリティがあってもいいのではないか。そうすれば乗り換えの時間短縮が図れる。また、バスと船を完全に乗り継ぎの手段としてとらえ、預けた荷物を引き取らずに航空会社が船に積み込み、次の飛行機まで運ぶ。
インフラに金はかかるが、乗客のことを考えて最大限に利便性を追求しようとすれば、船着場に近いところで飛行機を停め、コンテナ式のボーディングゲートを飛行機のドアに横付けし、それをそのまま船にスライドして積み込めばよい。ターミナルビルまで走るタキシングの時間や人が歩く時間などを考え、着陸してから次の便で離陸するまでのトータルの時間を短縮することが大切なポイントである。
このアイデアは海でつながっている関西空港と神戸空港だからできることで、伊丹空港は現実的にこのような短時間乗り換えには使えない。廃止して、周辺住民に支払っている莫大な金を関西、神戸両空港のために使うべきだ。伊丹に関して言えば、もともと空港建設に反対していた住民に対して騒音保障として払っていたもので、その人々が空港廃止に反対することがそもそも筋が通っていない。
いずれにせよ、関西空港会社、神戸市の枠を超えた業務提携という広い視野が必要である。いまのままでは神戸と関西で発着枠を奪い合うのは目に見えている。
では、どうするか。神戸空港を第3滑走路と考えればよい。つまり、両空港の間を専用高速船で連絡すればよい。数年前に倒産したK-JETの水中翼船があるはず。あれだと20分ほどで連絡できる。もちろん無料で運行すべきである。そして船の中で入国審査や税関審査をするようなフレキシビリティがあってもいいのではないか。そうすれば乗り換えの時間短縮が図れる。また、バスと船を完全に乗り継ぎの手段としてとらえ、預けた荷物を引き取らずに航空会社が船に積み込み、次の飛行機まで運ぶ。
インフラに金はかかるが、乗客のことを考えて最大限に利便性を追求しようとすれば、船着場に近いところで飛行機を停め、コンテナ式のボーディングゲートを飛行機のドアに横付けし、それをそのまま船にスライドして積み込めばよい。ターミナルビルまで走るタキシングの時間や人が歩く時間などを考え、着陸してから次の便で離陸するまでのトータルの時間を短縮することが大切なポイントである。
このアイデアは海でつながっている関西空港と神戸空港だからできることで、伊丹空港は現実的にこのような短時間乗り換えには使えない。廃止して、周辺住民に支払っている莫大な金を関西、神戸両空港のために使うべきだ。伊丹に関して言えば、もともと空港建設に反対していた住民に対して騒音保障として払っていたもので、その人々が空港廃止に反対することがそもそも筋が通っていない。
いずれにせよ、関西空港会社、神戸市の枠を超えた業務提携という広い視野が必要である。いまのままでは神戸と関西で発着枠を奪い合うのは目に見えている。
伊丹の地元のわがまま問題は同感です。
どこへいった、株式会社神戸市!
神戸空港と関西空港を一体でとらえる考え方には初めて出会いました。
ただ神戸空港を関空の三本目の滑走路にするにはちょっとアクセスに時間がかかりすぎて不便の感は否めないと思います。
しかし私たちのような一般人でも地元の空港の経営については意見を持っているわけですから、政府や自治体、関連団体は自分の利益ばかり考えずに、総体的な思考を持ってしっかりしてもらいたいもんです。
私も、神戸空港の問題、神戸市民へのすごい負担にならないかと心配しているもののひとりです。
市民全体としては反対している人の方が多いのに、市長への立候補者の票が一本に纏まらず、票が分かれたため、今の市長に決まってしまった。市民全体の意見を無視して強引に作ってしまった以上、そのことで、市民に負担をかけないよう、頭を使って欲しいものだ。関西空港とのタッグを真剣に考えないといけないが、伊丹の問題を先ず解決しないとどうにもならない気がするが・・・。