ヨーロッパ旅行記1972

学生時代に行った初めての海外旅行の思い出を書きます。
題名の通り1972年のヨーロッパです。

汽車

2005-11-08 06:23:01 | ロンドン1日目

駅に着く。
「ここで一時間ほど汽車の発車を待ちます」といわれ、売店を見る。
エルがあったので買う。
この雑誌は宣伝が多い。
あとフランスパンの中にハムがはさんであるサンドイッチも買う。
(これがお昼ご飯になる)
ケルンで見たときもそうだったが、ここの駅も薄暗い。
汽車は外観はきれいではなかったが、中はあこがれのコンパートメントだった。
4人座席がひとつの部屋になっており、ドアがついている。私たちが座っていると、神田さんが同じ部屋にはいってきた。
私たちの顔を見るなり「たいへんなところにきてしまったな」と言った。


汽車は発車のベルもなく動きだした。
みんなで食事をしながら話していると、ひとりの男の子がマージャンパイを持ってきているという。
腕がなったが、それはトランクにいれてしまってだせなかった。
パリをでるとはじめは森のようなところが続き、みんなはここはブローニュの森だといってた。(本当はちがうけど)
いつの間にか私は寝ていた。
目を覚ますと塚田君が前に座っていた。
出張してきたという。
私たちの持っていたクッキーを食べていた。

このころマージャンがはやっていた。
Fumiも私もよくマージャンをした。
しかし何もこんなところでと今になって思う。
要するに今の息子と同じ状態だったということがよくわかる。
フランスもパリを抜けるとすぐに郊外になった。