『さよならコタツ』がよかったので、中島京子の本を市図書で借りて3冊読みました

『均ちゃんの失踪』 ラストは良かったけど、まあまかな。
『冠・婚・葬・祭』 それぞれよかったけど、さりげなく異界とのはざ間?と思われる感じがさりげなく書かれている 「祭」が一番よかったかな。
『平成大家族』 一番面白かった

中島京子はやっぱりよかったです。『平成大家族』の家族なんか、結構深刻な状況にそれぞれが陥っているように思えるのだけれど、深刻にならずに、それぞれが淡々とというか飄々というか、それでもちょっと前向きに生きている感じがかもし出されている。
ウエットとドライの配合がとてもいい感じなのだと思う。そして、読後感が良いですよ
