荻上直子著 『モリオ』
荻上(オギガミ)さんは、『かもめ食堂』『めがね』などの映画の監督をした人です。
最近作の『トイレット』の中に出てくる役どころに
モリオさんととってもよく似た人がいて、
『トイレット』が面白かったので、読んでみました。
この本の中には『モリオ』『エウとシャチョウ』の2作が入っています。
2つのお話は、ちょっとつながっています。
とてもよかったです。
理由を語るのは難しいですが、
荻上さんの映画を見て、ちょっといいなと思った人には、
絶対におすすめします。
昨日の山口市民会館

昨日の夕方、山口市民会館で『伝統芸能の今2011』
市川亀次郎×三響会 というのを見に行きました。

(このパンフレットは浅草公演のものです)
がんの子供を守る会「ゴールドリボン基金」
世界の子どもにワクチンを日本委員会
のチャリティーということでした。
お友達の紹介で招待券が戴けたので、帰りに少し募金して帰りました。
お能と歌舞伎の両方の方々の演奏と亀次郎さんの踊りで、
地味ですが、鼓や笛の音、お能のシテ方の謡はやはり本物は違うなという
感じでした。
最後の亀次郎さんの『羽衣』は、
舞っているのが、本当に天女が羽衣着て踊っているように
見えてきて(大げさだけど)、ちょっと感動しました。
亀次郎さんは、テレビで拝見するよりも華奢な感じに見えましたが
やっぱり只者ではないなと思った夕べでした。