駅におばあちゃんを迎えに行って
教習所まで、お兄ちゃんを迎えに行って
・・・小山内裏公園に今日も行ったよ。
おばあちゃんは
「ステキな公園ね
」って
池の中に枯れ木の生えている所で言った。
池の水は何時見ても、不思議な色で
なんだか、何かが出てきそうな気がする。

「神秘的よね~」お母さんが言うと
「映画に出てきそうだ」お兄ちゃんが答えた。
ドックランまでの階段で、
歩くのが遅いおばあちゃんが気になって、
「おばあちゃんは大丈夫かな?
」
ティナは何度も振り返って見た。
「心配してくれるの~?大丈夫よ!やさしいね、ティナちゃんは・・」
おばあちゃんは、そう言いながら頑張っている
みたいだったのよ。
ドックランの小型犬の方には
今日も、誰もいなかったの。
だから、ティナはおばあちゃんに
「待て」と「おいで~」ができるようになった事を見せてあげたのよ
!
お兄ちゃんが言っても
おばあちゃんが言っても・・・ちゃんと、私はできたんだ~
「今日は、ジャンプのお勉強してみる?」
お母さんが言って
腕を出した。
その向こうに、ドックフードを持った手がある。
「どうしたらいいのかな?」
私は首をかしげて考えて
お母さんの腕をよけて、ドックフードの方に行ってみた。
「違うよ ティナちゃん・・・え~っとねぇ・・・」
考えて、お母さんはティナがまたぐ様に腕を出した。
お兄ちゃんも「こうだよ」って
腕の上にティナの手を持っていった。
「ふ~ん・・・??」
「ほら、もう一回やってみよう!」
「ティナ~
ジャンプ!」
私はお母さんの腕に手をかけて、またいで乗り越えてみた。
「そうそう!!それでいいのよ」
「え~!? これでいいの??」
「もう一度・・・ジャンプ!」
今度はチョット手を添えて、腕を跳び越えてみた。
「おおおぉぉ・・・」



おばあちゃんも、お兄ちゃんも、お母さんも、驚いたみたいだったよ。
「それそれ!すごーい!ティナは頭がいいね~!」
それから何回か「ジャンプ」の練習をしたの。
「な~んだ。遠慮なんかしないで、腕を跳び越えればいいだけじゃない」
私は思いっきり跳んでみた。





「すごい
完璧だ
」





「待て!」って言って
お兄ちゃんが遠くに行って、腕を出して
「ジャンプ!」って言ったら
ダッシュして跳び越える。
何回もやってみたのよ!
あ~ッ・・楽しかった。
そうして遊んでいたら
シルバーのトイプードルの”ジャスミン”ちゃんが入ってきたの。
ジャスミンちゃんは、恥ずかしがりやみたいだった。
だけど、ボールをキャッチするのがすごく上手だったのよ。
ティナはジッと見ていたけれど
ジャスミンちゃんと遊びたくなっちゃったの。
ジャスミンちゃんが、ボールをキャッチしに走るときに
「ワン!」っていって追いかけてみた。
ジャスミンちゃんがこっちを振り返った瞬間に
逃げ出す
キャ~
ムッチャおもしろ~い
私は調子に乗って
優しそうなジャスミンちゃんに
「ワン!」と言っては、逃げる・・・
そんなふうにして、遊んじゃったのよ。
「まぁ! ティナはやんちゃねぇ~」
お兄ちゃんと、おばあちゃんと、お母さんが声をそろえて言った。
ジャスミンちゃん!ありがとう



教習所まで、お兄ちゃんを迎えに行って

・・・小山内裏公園に今日も行ったよ。
おばあちゃんは
「ステキな公園ね

池の中に枯れ木の生えている所で言った。
池の水は何時見ても、不思議な色で
なんだか、何かが出てきそうな気がする。

「神秘的よね~」お母さんが言うと
「映画に出てきそうだ」お兄ちゃんが答えた。
ドックランまでの階段で、
歩くのが遅いおばあちゃんが気になって、
「おばあちゃんは大丈夫かな?

ティナは何度も振り返って見た。
「心配してくれるの~?大丈夫よ!やさしいね、ティナちゃんは・・」
おばあちゃんは、そう言いながら頑張っている


ドックランの小型犬の方には
今日も、誰もいなかったの。
だから、ティナはおばあちゃんに
「待て」と「おいで~」ができるようになった事を見せてあげたのよ

お兄ちゃんが言っても
おばあちゃんが言っても・・・ちゃんと、私はできたんだ~

「今日は、ジャンプのお勉強してみる?」
お母さんが言って
腕を出した。
その向こうに、ドックフードを持った手がある。
「どうしたらいいのかな?」

お母さんの腕をよけて、ドックフードの方に行ってみた。
「違うよ ティナちゃん・・・え~っとねぇ・・・」
考えて、お母さんはティナがまたぐ様に腕を出した。
お兄ちゃんも「こうだよ」って
腕の上にティナの手を持っていった。
「ふ~ん・・・??」
「ほら、もう一回やってみよう!」
「ティナ~


私はお母さんの腕に手をかけて、またいで乗り越えてみた。
「そうそう!!それでいいのよ」
「え~!? これでいいの??」
「もう一度・・・ジャンプ!」
今度はチョット手を添えて、腕を跳び越えてみた。
「おおおぉぉ・・・」




おばあちゃんも、お兄ちゃんも、お母さんも、驚いたみたいだったよ。

それから何回か「ジャンプ」の練習をしたの。
「な~んだ。遠慮なんかしないで、腕を跳び越えればいいだけじゃない」
私は思いっきり跳んでみた。






「すごい








「待て!」って言って
お兄ちゃんが遠くに行って、腕を出して
「ジャンプ!」って言ったら
ダッシュして跳び越える。
何回もやってみたのよ!
あ~ッ・・楽しかった。

そうして遊んでいたら
シルバーのトイプードルの”ジャスミン”ちゃんが入ってきたの。
ジャスミンちゃんは、恥ずかしがりやみたいだった。
だけど、ボールをキャッチするのがすごく上手だったのよ。

ジャスミンちゃんと遊びたくなっちゃったの。
ジャスミンちゃんが、ボールをキャッチしに走るときに
「ワン!」っていって追いかけてみた。
ジャスミンちゃんがこっちを振り返った瞬間に
逃げ出す

キャ~


私は調子に乗って
優しそうなジャスミンちゃんに
「ワン!」と言っては、逃げる・・・
そんなふうにして、遊んじゃったのよ。
「まぁ! ティナはやんちゃねぇ~」
お兄ちゃんと、おばあちゃんと、お母さんが声をそろえて言った。
ジャスミンちゃん!ありがとう


