劇場を運営するコアラのバスター・ムーンは、以前は活気のあった劇場に輝きを取り戻すべく、世界最高の歌唱コンテストをプロデュースしようと考える。感傷的に歌うハツカネズミや、内気なゾウ、25匹も子供がいるブタ、パンクロッカーのヤマアラシらが会場に集結し……。
「怪盗グルー」シリーズのイルミネーション・エンターテインメント制作。イルミネーション・エンターテインメントでは本作「SING シング」から日本では3D盤が発売されなくなりました。
全ての人の中にある輝ける部分を見いだすことをテーマに、動物たちが歌唱コンテストで奮闘する姿を数々のヒットソングに乗せて描くミュージカルアニメ。劇場に活気を取り戻すために開かれた歌唱コンテストで、個性的な動物たちが思い思いの歌を披露する様子を映す。声の担当は、マシュー・マコノヒー、リース・ウィザースプーンら俳優陣をはじめ、『テッド』シリーズでテッドの声も担当するセス・マクファーレン監督ら。
なじみの深いヒット曲の数々に盛り上がる。
続編の「Sing2(原題)」が2021年夏公開予定ですが、2021年夏にはコロナショックの影響で「ミニオンズ・フィーバー」が2020年夏からスライドしてきますので「Sing2(原題)」も公開日がスライドするのは必至です。
※2021年12月公開予定。3D版も制作されます。
「SING シング」のエンディングのシーンに出てこなかったマイクはクマにつかまってしまったのでしょうか? そのあたりの事が描かれそうな気がします。
本作は、日本では3D Blu-rayが発売されませんでしたが、スター・チャンネルで2019年に3D吹き替え版がサイドバイサイドで放送されました。
手持ちの3D海外盤は北米盤です。
日本語字幕ファイルが subscene にアップされていますのでリンクを貼っておきます。
・SING シング 日本語字幕ファイル
・SING シング 日本語字幕ファイル(NETFLIX版)
日本盤2D Blu-rayと北米盤2D Blu-rayにDolby Atmos(英語音声)が収録されております。
以下は北米 3D Blu-rayと国内2D Blu-rayとの比較です。
【映画本編のカット】
ありません。まったく同じです。
【冒頭の映画会社・映画スタジオのオープニング映像】
ユニバーサルのロゴ、イルミネーションのロゴの後、本編です。北米盤、日本盤まったく同じです。
【ディレイ】
少し前のものなのでデータを取ってありませんが、北米盤、日本盤にズレはなかったはずです。0(ms)[1000ms=1秒]そのままでシンクロしたと思います。
【引き伸ばし】
x1.0倍速。ズレはありません。
【感想】
★★★★☆ 4.5点
わたし的には結構はまりました。「アメリカン・アイドル」的な舞台と60年代から現代の洋楽の楽曲(特に80年代の楽曲)、ミュージカルではありませんが、ミュージカル好きには結構ツボにはまります。
英語版・日本語版共に声優陣の歌唱力は申し分ないです。(ナナの歌のシーンってジェニファー・ハドソンが歌ってたんですね。全く知りませんでした。)
特に、ジョニー役のタロン・エガートン。「ロケットマン」ではエルトン・ジョン役を吹き替えなしで歌っておりますが、本作でもエルトン・ジョンの「アイム・スティル・スタンディング」を見事な歌唱力で歌っております。
あと、全員・全曲ではありませんが、一部の楽曲は日本語化しております。ミュージカルでは歌詞がそのまま「セリフ」になりますので「意味」を重視して訳されるので曲に合わないヘンテコな歌詞になってしまいがちですが、本作では見事にハマった訳となっております。
吹き替え版もジョニー役の大橋卓弥(スキマスイッチ)は見事な配役です。
【3D映像の評価】
★★☆☆☆ 2.5点
こちらはイマイチです。
近年の作品にありがちな奥行きのみで「3Dであることを見ているうちに忘れてしまう」作品です。それ以上の感想はありません。
以下は海外3D盤に日本語字幕を表示したものです。
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