この難病になったおかげで、この国のすごーい人たちと
ずいぶん出会えた。
有名、無名は関係ない。とにかく、一筋の道を歩み、敬意を
払わずにいられない、忘れがたき方々。
その前に、病気になる前に出会った尊敬してやまない「恩師」の
中の恩師、その名も、『小山清』先生。
大学の恩師。この師のひたむきな静かな情熱と一つの教え方、
国語が実に科学的で、これほど面白いものとは!眼からうろこ、だった。
一言、一言が、宝。聞き逃すまいと必死で集中した。
今も日本国中を、授業行脚して歩いておられる。
その姿勢、東山魁夷画伯の一筋の道を、彷彿とさせる生き方。
お見事と言うほかない。小山先生に出会えたこの幸運に感謝あるのみ。
先生に「凛とした」と評された光栄。思い出せば、すっと背筋が伸びる。
先生が目標、足元にも及ばないが、懸命に生きるのみ。
日本中の国語の先生にこの先生の真摯な姿勢の授業をとどけたい。
真剣勝負の50分、板書がまたすごい。文学とはこうぜよ、と言いたい気分。
『山内博晶先生』、慕って止まぬ、この世で出会えてよかったと
心から思える、私の心の師。自分も人も好きになれる、自信をあたえてくださる
こころがリッチに。
生きることの姿勢、ものの捉え方を教えていただいた。
前向き、プラス思考、経営の父とあがめたい。
逢いたいなあ、話したいなあと思う、この二人の師があって
今の私がある。感謝、教え子の一人として恥じない生き方をしたい。
「自分で自分をほめてやれ。」この先生に皆が出会えたら、日本で毎年3万人は
下らないという自殺者が半減すると思うけどなあ。
日本全国の患者にこの先生のパワーを届けたい。きっと、生き方が変わってくるはず。
つぎは、 尊いお方、三人目。『丹羽浩介』先生について。