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ほんやり(どんど焼き)に行って来ました。
今日は朝から晴れて、ほんやり日和。
松川町の各所で「ほんやり」の狼煙があがりました。
自分も自治会の、といっても隣の自治会との2自治会合同のほんやりに行きました。
この「ほんやり」。ネットで調べても語源がなかなかわかりません。
全国的には「どんど焼き」が主流のようです。
この辺りでは、ほんやり・おんべ・三九郎などといいます。
昔は7日に行われたようですが、最近は休日にあわせて行われています。
どんど焼きの「どんど」とは、どうやら火を燃やす時に「尊うど、尊うど」と
掛け声をかけたところから来ているらしいです。
歳末に来ていた「歳神(としがみ)様」をお迎えした門松や注連縄などを燃やして、
送り出すことのようです。ダルマを燃やすのは地方によっていいところと、
悪いところ(目を焼くと避ける)があるようです。
歳神様を送り出すので、火が綺麗に天に立ち昇ると、吉兆。
五穀豊穣、無病息災を願ったようです。
朝早くから子ども会育成会の皆さんが集まって、各家々の松や飾りを回収、
近くの竹やぶから竹を切り出して、ご神木を中心に組み上げます。
最後にダルマを小さいのから大きいものへと針金で串刺しにして飾り、
子ども会の新年会で子供達が作った傘や紙細工をキレイに飾って、
上の写真のような立派なおんべを作ってくれました。
子供達がカランカランと鐘を鳴らしながら自治会をまわって、
まもなく始まるよ と、声をかけて人集め。
そして11時に点火されました。
たちまちに燃え上がります。
昔は書き初めの習字を飾って、天に高く燃え上がると上達するとか云われていました。
最近はあまり習字は見なくなりました。
今年は風が強くてなかなか一番上の傘とおんべさまに火が移りませんでした。
おんべさまに火がついて高く舞い上がると吉兆と云われています。
今年は結局人の手でおんべを途中で修正、その後きれいに燃えました。
反省会では来年はもう1時間早くしてみようと、なりました。
後はもうまたたくまに焼け落ちて、灰をならして
燠火の廻りに集まって、餅焼きに突入です。そりゃあ、風上が人気の位置です。
割竹に餅網を思い思いにつけて燠火にかざします。
珍しく繭玉のお餅を持って来て焼かれていた方もおりました。
昔はこの繭玉を竹に刺して焼いたのですが、最近はめっきり見なくなりました。
焼き上がったお餅は、その場でお汁粉にして頂きました。
大方の方はこれでおしまいですが、この後は火が燃え尽きるまで?
係の方は見張り番。なかなか火はおさまりません。
二三日かけて燃やし尽くすのですが、今天気予報を見ると、明日は雪?
えらいことです。
役員の皆さん、本当にお疲れさまでした。
来年も宜しくお願いしますね。
ところで「ほんやり」ってなんでしょう?ネットで調べたのですが、よくわかりません。
枝に繭玉をつけて飾るのを伊那地方で「ほんだれ」というらしいですが、・・・。
それから「ほんやり」始めるときに自分らは以下のような不思議な唄を歌います。
これも不思議な唄です。どういう意味なのかな~???
ほんやり ホーホ ホホホーホ ホホホーホ
ほんやりさま 御馬鹿で
出雲の国にでかけて
あとで家を焼かれた (うろおぼえ)
おんばかとか家焼かれたとか、けっこう過激!
そういえば、ほんやりの松の燃えかすを屋根に上げると火事にならないとかもいいます。
お餅も食べたし、まずは無病息災、五穀豊穣、
八百万のかみさま、お願いしますね。
追記:2010年今年の「ほんやりさま」のようす はこちらからどうぞ。
ほんやり(どんど焼き)に行って来ました。
今日は朝から晴れて、ほんやり日和。
松川町の各所で「ほんやり」の狼煙があがりました。
自分も自治会の、といっても隣の自治会との2自治会合同のほんやりに行きました。
この「ほんやり」。ネットで調べても語源がなかなかわかりません。
全国的には「どんど焼き」が主流のようです。
この辺りでは、ほんやり・おんべ・三九郎などといいます。
昔は7日に行われたようですが、最近は休日にあわせて行われています。
どんど焼きの「どんど」とは、どうやら火を燃やす時に「尊うど、尊うど」と
掛け声をかけたところから来ているらしいです。
歳末に来ていた「歳神(としがみ)様」をお迎えした門松や注連縄などを燃やして、
送り出すことのようです。ダルマを燃やすのは地方によっていいところと、
悪いところ(目を焼くと避ける)があるようです。
歳神様を送り出すので、火が綺麗に天に立ち昇ると、吉兆。
五穀豊穣、無病息災を願ったようです。
朝早くから子ども会育成会の皆さんが集まって、各家々の松や飾りを回収、
近くの竹やぶから竹を切り出して、ご神木を中心に組み上げます。
最後にダルマを小さいのから大きいものへと針金で串刺しにして飾り、
子ども会の新年会で子供達が作った傘や紙細工をキレイに飾って、
上の写真のような立派なおんべを作ってくれました。
子供達がカランカランと鐘を鳴らしながら自治会をまわって、
まもなく始まるよ と、声をかけて人集め。
そして11時に点火されました。
たちまちに燃え上がります。
昔は書き初めの習字を飾って、天に高く燃え上がると上達するとか云われていました。
最近はあまり習字は見なくなりました。
今年は風が強くてなかなか一番上の傘とおんべさまに火が移りませんでした。
おんべさまに火がついて高く舞い上がると吉兆と云われています。
今年は結局人の手でおんべを途中で修正、その後きれいに燃えました。
反省会では来年はもう1時間早くしてみようと、なりました。
後はもうまたたくまに焼け落ちて、灰をならして
燠火の廻りに集まって、餅焼きに突入です。そりゃあ、風上が人気の位置です。
割竹に餅網を思い思いにつけて燠火にかざします。
珍しく繭玉のお餅を持って来て焼かれていた方もおりました。
昔はこの繭玉を竹に刺して焼いたのですが、最近はめっきり見なくなりました。
焼き上がったお餅は、その場でお汁粉にして頂きました。
大方の方はこれでおしまいですが、この後は火が燃え尽きるまで?
係の方は見張り番。なかなか火はおさまりません。
二三日かけて燃やし尽くすのですが、今天気予報を見ると、明日は雪?
えらいことです。
役員の皆さん、本当にお疲れさまでした。
来年も宜しくお願いしますね。
ところで「ほんやり」ってなんでしょう?ネットで調べたのですが、よくわかりません。
枝に繭玉をつけて飾るのを伊那地方で「ほんだれ」というらしいですが、・・・。
それから「ほんやり」始めるときに自分らは以下のような不思議な唄を歌います。
これも不思議な唄です。どういう意味なのかな~???
ほんやり ホーホ ホホホーホ ホホホーホ
ほんやりさま 御馬鹿で
出雲の国にでかけて
あとで家を焼かれた (うろおぼえ)
おんばかとか家焼かれたとか、けっこう過激!
そういえば、ほんやりの松の燃えかすを屋根に上げると火事にならないとかもいいます。
お餅も食べたし、まずは無病息災、五穀豊穣、
八百万のかみさま、お願いしますね。
追記:2010年今年の「ほんやりさま」のようす はこちらからどうぞ。
松川町内のほんやりの様子の動画です。
ほんやり風景 http://jp.youtube.com/watch?v=Yjc2N-EtY64
ほんやりの唄 http://jp.youtube.com/watch?v=GjkRmya0DfM
ほんやりの唄は自分の自治会のものと微妙に違いますが、
似たような感じです。