椅子木枠の彫刻 手彫りと型押し

手彫りの彫刻と手彫りでない彫刻の違いについて


まずは、当社にある椅子の彫刻をアップにした、
下の２枚の写真をご覧ください。
どちらが、手彫りで、どちらが型押しかおわかりになりますでしょうか？








写真で見てみると一目了然かと思いますが、上がイタリア製フレームの型押しで下のがフランス製フレームの手彫りです。


手彫りをするためには古木である必要があります。
若い木だと、彫れないのです。

彫れても、木がやわらかいので、彫りが丸くなってしまいます。

古木であれば、角が尖り、触れば痛いほど鋭角に彫られてます。


樹齢百数十年の古木を、十数年寝かしてから加工されます。
その加工された椅子を輸入し、仕上げるのが私たちの仕事です。


別の角度からの写真です。







立体的なのがおわかりいただけますでしょうか？

この手彫り、本当にフランス職人がノミを用いて、下書きもなく手で彫ってます。実に見事です！


それから、樹齢百数十年の木材は、製品後、樹齢と同じ時間、商品として使用できるといわれています。



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アンティークチェア　クラシックチェア専門店
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椅子やソファの張り替え、修理、アンティーク椅子家具の修復も行ってます。
昔ながらの作りなので、長く座っても疲れにくいです。腰痛にも！

いつもありがとうございます（＾＾）



がんこ職人日記

背部分の籐ラタンを布張りに張り替えてしまうと・・・

こんばんは

いつもご覧いただきありがとうございます！


今回は、食堂椅子、メーカーは今は亡きコスガの食堂椅子です。


背面は元々、ラタン＝籐張りだったものを、布張りに変えてしまってあった椅子です。











ラタン、カゴメ編みには機械編みと、手編みとがあります。

国産メーカーのものだとほとんどが機械編み、つまり編まれたラタンを溝に差し込み、ラタンの芯で固定します。

手編みの場合には丸く小さな穴が椅子に開けられていて、そこに１本１本籐を通して縦横斜めと編んでいきます。

ですので手編みの椅子を機械編みにすることは通常難しいです。（逆も）



さて本題ですが、もともと背部分がラタンで張られている椅子を布地で張ることは実は簡単です。

ただ、問題は、布を張るためにステープル、釘を使用するので、二度とラタンには戻せません。
細い溝に打たれたステープルを全て抜き去ることが難しく、他の部分にも釘を打つ可能性が高いですからね。


そして、ラタン用に奥行きが作られている椅子ですが、ウレタンなど詰め物が入りますので奥行きが少し浅くなります。

そのような説明があって、ご理解いただいてからであれば、問題なく行えます。


その他色々とご相談ください
お待ちしております！


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レザー革コンシェルジェチェアの張り替え

レザー　本革　牛革で、回転椅子の張り替えです。





レザーと言えば、われわれにとって本革なんですが、最近では一般的にレザーは、本革も合皮もレザーって呼ばれているような気がしませんか？

合皮は合皮でビニールレザーはビニールなんですけどね。


ところで、革は日本の場合、半皮っていって、牛の半分の革を１枚として入荷します。
海外では丸皮といいまして、牛一頭のままで１枚になりますので、大きく皮をとることが出来るわけです。

なぜに日本は半皮かっていう点は、皮をなめしている会社の説明にお任せするとして、

皮って、強い部分と弱い部分があるのです。

強い部分は座面や、肘部分にとります。
弱い部分はあまり触れない部分にとるわけです。

これって作る方からすると、常識なんですが、最近では弱い部分を使用頻度の高いところに使ってしまっているものもあるので注意が必要ですね。
すぐに切れてきてしまいますから。

さらに皮は、傷や穴、虫さされの跡、有刺鉄線の傷、など牛なわけですから、色んな傷があります。

その部分を出来るだけよけて、避けて、さらにどうしてもって場合には目立ちにくいところにして、とっていくんです。

これって結構な時間がかかりまして、さらにあっちこっち皮を動かしたり、傷を探していたりして動かしていると、静電気がビリビリって痛かったりもします（笑）

皮自体も高価です。さらに加工も手間がかかります。

今年は革の椅子が多かったですね！（＾＾）



薬が切れてきたので今日も耳鼻科に行ってきます。


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アンティークオルゴール

昨日、耳鼻咽喉科に行ってきまして、薬をもらってきました。
とんぷくが出てなかったようで、今、熱があるようです～
きっと熱を出してウィルスと戦ってくれているのでしょう！


先ほど、無事納品いたしましたので、今日は早く帰ります。

そうそう、ご自宅にアンティークのオルゴールがありまして、聞かせていただきました！

オルゴール大好きで、心に響くなんともいえない感動が、心を動かすというか！

ご自宅にアンティークのオルゴールがあるなんて！

いつか自分の家にも欲しいなぁと、夢が増えました！


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ＤＩＹダイニングチェアの座面張り替え教室

先日、食堂椅子の座枠の張り替え教室を行いました。


詳しくは当社ISUHOUSEのこちらのホームページをご覧ください





まずは仕上がった椅子です！

お持込みいただきました布地にて張り替えしていただきましたよ。






もともと張ってあった布地をはがすところからはじめまして、布地を張って仕上げます。

生地をはがす作業って意外に大変なんです。

はがしっていう道具と、木槌をつかってステープルを起こして抜いていくわけですが、ちょっとコツが必要かもしれませんね。


綺麗にステープル、釘を抜いてあげないと、次に張る時にステープルが重なってしまって、跳ね上がったり、折れたりして危険なんです。







私が綿を引いているところを生徒さんに取っていただいた写真をお借りいたしました。

綿を敷くことによって当たり風合いを良くし、上の布地かかる負担をへらすわけです。
綿が入っているかいないかで、かなりもちが違います。
座ることによって布も擦れますが、布の裏側から、ウレタンによっても擦れるわけです。
ですので、綿１枚入っていれば、その擦れがかなり、大幅に軽減されるわけなんです。
このこと、意外と知らない人多いんですよ。プロでも。（プロは知ってますが、プロっぽい人は・・・。）










タッカーは、ホームセンターで購入可能な、ハンドタッカーがあればご自宅で出来ます。
今回はベニヤが硬いのでエアータッカーを使用しました。

最初は怖いと思いますが、慣れるとリズムよく打てるので楽しくなりますよ。







布地は今回、生徒さんがお持ちいただきましたストライプの布地で張り替えました。

このストライプ、やっかいなんですよ。
ちょっとでも、ひっぱりすぎると曲がってみえてしまいますので、無地に比べるとかなり難しいです。

さらに、布地に厚みがない、薄手の布地だと、ますます難しくなります（＾＾；


今回の写真は生徒さんにお借りしました。ありがとうございました！またよろしくお願いします！

ものぐさガーデナーさん


まだまだ生徒さんを募集してます！
詳しくは当社ISUHOUSEのこちらのホームページをご覧ください～




話はかわりますが、なんだか２度目の副鼻腔炎になったっぽいので、これから耳鼻咽喉科に行ってきます！
ではまた！



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